この先1週間は各地で曇りや雨の日が多くなりますが、今週末(6日〜7日)は関東から西は桜が一番の見ごろを迎えそうです。来週以降は再び高温傾向で、4月の中旬になると西日本で夏日が続出する日もあるでしょう。

前半(3日〜9日) 今週末お花見日和の所は?

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明日3日は、活発な前線の影響で、九州〜近畿は大雨となる恐れがあります。東海や関東、北陸も雨で、午後は降り方が強まるでしょう。東北も夜には雨雲がかかってきそうです。

4日も傘マークの所が多いですが、朝までに雨のやむ所がほとんどで、日中は天気が回復するでしょう。

5日〜6日は前線が南へやや離れるため、日本海側を中心によく晴れそうです。太平洋側も雲が多いですが、晴れ間の出る所があるでしょう。

7日は再び前線が北上傾向で、太平洋側を中心に厚い雲に覆われて、雨がぱらつく可能性もあります。8日〜9日は再び前線の活動が活発になるため、太平洋側の各地で雨が降り、関東から西は降り方の強まる所があるでしょう。

各地とも、日差しは少ないですが、気温は高い傾向が続く見込みです。東北〜九州は日中は18℃〜20℃くらいまで上がる日が多いでしょう。

桜の開花も順調に進んで、関東〜九州は今週末(6日〜7日)頃が一番の見ごろとなりそうです。特に6日は近畿などで晴れ間が出て、絶好のお花見日和でしょう。

後半(10日〜15日) 西日本で再び夏日続出

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10日も前線の影響で太平洋側を中心に雨脚の強まる所があるでしょう。今日2日に桜が満開となった九州の各地では花散らしの雨となるかもしれません。

11日〜13日頃は前線が抜けて高気圧に覆われるため、晴れる所が多いでしょう。上空寒気の影響で北〜東日本を中心に、にわか雨の所がありますが、長く降ることはなさそうです。

14日は関東から西でまた雨が降りますが、15日は天気の回復する所が多いでしょう。

予想最高気温は、平年を大幅に上回る所が多くなりそうです。特に関東以西は日中は汗ばむ陽気になる日が多いでしょう。15日は大阪や福岡で25℃の予想で、西日本は夏日が続出する可能性があります。暑さに慣れない時期ですので、体調管理には十分ご注意ください。