今日13日は、沖縄や九州では雨が降っていて、未明には沖縄県宮古島市では激しい雨が降った所もありました。夕方にかけて断続的に雨や雷雨となりますので、土砂災害に注意が必要です。

宮古島で激しい雨

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今日13日は、沖縄付近を進む、低気圧や湿った空気の影響で、沖縄や九州南部付近には雨雲が広がってます。先島諸島を中心に活発な雲がかかる時間もありました。午前1時頃には沖縄県の宮古島市平良で1時間に44.5ミリ、下地島空港で41.5ミリのそれぞれ激しい雨が降りました。

このあとも気圧の谷や湿った空気の影響で、九州では昼ごろまで、沖縄では夕方にかけて雨が降ったりやんだりとなりそうです。大気の不安定な状態が続くため、雷を伴って雨脚の強まる所もあるでしょう。これまでの雨で土砂災害の危険が高くなっている所もありますので、ご注意ください。

激しい雨って どんな雨?

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激しい雨は、1時間雨量が30ミリ以上〜50ミリ未満の雨を表しています。これは、バケツをひっくり返したように降るイメージです。また、傘をさしていてもぬれるレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では道路が川のようになり、高速道路を走る車は、タイヤと路面の間に水の膜ができて、ブレーキがきかなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こるおそれがあります。

激しい雨が降ると予想される所では(激しい雨が降った所では)、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫を引き起こす可能性がありますので、注意が必要です。