明日3日から5日にかけては広く晴れて暑くなるため、熱中症に注意が必要です。ゴールデンウィーク最終日の6日は西日本を中心に雨や風が強まりそうです。各地の天気の注意点をまとめました。

GW後半の天気 3日〜5日は晴れて気温上昇 6日は荒天に注意

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明日3日(金・憲法記念日)、明後日4日(土・みどりの日)、5日(日・こどもの日)は日本付近は高気圧に覆われ、穏やかに晴れる所がほとんどでしょう。
明後日4日(土)、5日(日)は特に気温が高くなり、東北から九州、沖縄にかけて最高気温25℃以上の夏日となる所が多く、内陸では30℃以上の真夏日となる所もあるでしょう。身体が暑さに慣れていない時期ですので、熱中症に注意が必要です。

一方、6日(月・振替休日)から8日(水)ごろにかけては低気圧が日本海を進む見通しで、低気圧からのびる前線が通過するタイミングで雨や風が強まりそうです。ゴールデンウィークのUターンの足にも影響の出るおそれがあり、注意が必要です。

北日本 日ごとの気温差が大きい

北日本では気温差に注意が必要です。
明日3日(金)から6日(月)にかけては、最高気温は平年より高く、札幌は3日(金)と5日(日)は20℃、仙台は25℃前後の予想です。しかし、7日(火)と8日(水)は札幌で12℃と平年より3℃以上低くなり、仙台も20℃前後と平年並みの気温となりそうです。服装選びは慎重になさってください。

また、北日本では、7日(火)から8日(水)にかけて、低気圧や前線が通過するため、強まる雨や風に注意が必要です。局地的に雨脚が強まることがありますので、連休明けはしっかりとした雨具をお持ちください。

東日本 4日〜5日は季節先取りの暑さに注意

東日本では、4日(土)〜5日(日)にかけての高温に注意が必要です。
晴れてグングン気温が上がり、最高気温が25℃以上の夏日となる所が多く、内陸では30℃以上の真夏日となる所もありそうです。
大型連休中、屋外でのレジャーの際は特に、帽子などで直射日光を避ける、こまめに水分や休憩をとるなどして熱中症にならないように注意してください。また、車での移動も多くなりますが、日差しの下、車内は思いがけず高温になりますので、お子さんを車内に残していくようなことは絶対に避けてください。

東日本で低気圧や前線の影響を受けるのは、6日(月)夜から8日(水)にかけてとなりそうです。連休明けの通勤通学の際は傘の出番となりそうです。大きめのしっかりとした傘が良いでしょう。

西日本 6日は荒天でUターンの足に影響か

西日本の天気の注意のポイントは、6日(月)の荒天です。
西日本では、6日(月)の日中は西から雨が降りだし、前線が通過するタイミングでザッと雨脚が強まるでしょう。また、南よりの風が強まるため、横殴りの雨となって、傘を差していても濡れてしまうおそれもあります。
大型連休最終日ということもあり、旅先や帰省先から帰る際に影響を及ぼす可能性があります。雨が強まると車を運転する際に、視界が悪くなるため、いつも以上に注意が必要となります。また、高速道路では速度規制のかかることがあり、予定よりも時間がかかることも考えられます。時間に余裕を持って移動すると良さそうです。

南西諸島 暑さ対策をしっかりと

南西諸島は暑さに注意が必要です。
南西諸島では、雨の降る日もありますが、この先一週間は晴れる日が多いでしょう。最高気温は27℃〜28℃くらいで、那覇の6日(月)の最高気温は30℃と、真夏日の予想です。日差しも強く照りつけるため、紫外線対策も必要です。

なお、南西諸島では再来週以降、曇りや雨の日が続く予想です。日本気象協会では、沖縄、奄美の今年の梅雨入りを5月中旬と予想しています。5月中旬からは長雨の季節を迎えそうです。。