今朝(8日)の道内の最低気温は、平年より4度くらい低く、全般にマイナス8度前後で、内陸ではマイナス15度くらいの冷え込みとなった所が多くなりました。札幌や函館では、最低気温がマイナス5度以下の日が一週間続いており、3月としては記録的な長さとなっています。この先も10日(日)頃まで朝晩の冷え込みが強く、記録が更に伸びる可能性があります。

冷え込み続く道内 函館は10年ぶり、札幌は20年ぶりの連続記録に

今朝の最低気温は、函館ではマイナス5.9℃、札幌はマイナス7.3℃と、3月2日から一週間連続でマイナス5度以下の寒さとなっています。3月にマイナス5度以下の冷え込みがこれだけ長く続くのは、函館では2014年以来10年ぶり、札幌では2004年以来20年ぶりと、3月としては珍しい長さになっています。

日曜日ごろまで厳しい冷え込み 函館は53年ぶりの連続記録か

10日(日)頃まで、北海道付近の上空には、この時期としては強い寒気がとどまるため、平年より低めの気温となる所が多く、最低気温は札幌ではマイナス7度前後、函館ではマイナス5度くらいにとどまるでしょう。もし、10日(日)まで、マイナス5度以下の冷え込みが続くと、札幌や函館では9日連続となり、札幌では1996年以来28年ぶり、函館では1971年以来53年ぶりの連続記録となります。

新生活の準備 水道凍結に注意

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この週末は、新生活の準備のために、新しく住む部屋の見学や買い物のために遠方へ出かける方もいらっしゃることでしょう。広い範囲で2月並みの朝晩の寒さとなり、冷え込みが続くことで、室温が下がりやすくなります。いつもよりも自宅を空ける時間が長くなる予定のある方は、水道の凍結に注意をして外出するようにして下さい。