ペドロ・カチーン
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は1日、シングルス3回戦が行われ、世界ランク67位のP・カチーン(アルゼンチン)が第9シードのF・ティアフォー(アメリカ)を4-6, 6-1, 7-5の逆転で破り、「ATPマスターズ1000」大会初のベスト16進出を果たした。

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「ATPマスターズ1000」大会では今季3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)で初白星を挙げていた28歳のカチーン。今大会では1回戦でワイルドカードで出場する世界ランク243位のA・シェルバイ(ヨルダン)、2回戦で第24シードのF・セルンドロ(アルゼンチン)を下し、3回戦進出を決めた。

この日の第1セット、カチーンはファーストサービスが入ったときに92パーセントの高い確率でポイントを獲得。序盤で3ゲームを連取すると第6ゲームで2度目のブレークに成功。サービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームでは2度のブレークポイントを凌ぎ、先行する。

続く第2セット、第3ゲームでブレークに成功するも直後の第4ゲームでブレークバックを許す。その後はサービスキープが続きタイブレークに突入。世界ランク11位のティアフォーに1-2とリードされるも6ポイントを連取し、1時間21分で勝利した。

勝利したカチーンは4回戦、ラッキールーザーで本戦入りした世界ランク65位のJ・シュトルフ(ドイツ)と対戦する。シュトルフは3回戦で同40位のD・ラヨビッチ(セルビア)を6-7 (2-7), 6-3, 6-3の逆転で下しての勝ち上がり。

同日には第2シードのD・メドベージェフ、第4シードのS・チチパス(ギリシャ)、予選を勝ち上がった世界ランク121位のA・カラツェフらが16強に駒を進めている。



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