優勝を果たしたアルカラス
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昨年大会では準々決勝でR・ナダル(スペイン)、準決勝でN・ジョコビッチ(セルビア)、決勝でA・ズベレフ(ドイツ)を下し、大会史上最年少で優勝を飾ったアルカラス。今大会はG・ディミトロフ(ブルガリア)やズベレフ、K・ハチャノフらを下し決勝に進出した。
決勝戦、第1セットでアルカラスはファーストサービスが入ったときのポイント獲得率が57パーセントに留まるなどシュトルフに5度のブレークチャンスを与えるなど苦戦。しかし、ブレークを1度に抑えると、自身は3度のチャンスのうち2度ブレークに成功し先行する。
第2セット、アルカラスは第2ゲームで先にブレークを許す。第5ゲームでは5度のブレークチャンスを握るなどブレークバックまであと一歩まで迫ったがポイントが取れず後半へ。最後まで挽回できずにセットカウント1−1に追いつかれた。
ファイナルセットでは第3ゲームでピンチを招いたアルカラスだったがこれを凌ぐと、直後の第4ゲームでブレークに成功。最終的にこのブレークが両者を通じこのセット最後のブレークとなった。5−3で迎えた第9ゲーム、アルカラスはサービスゲームで4ポイントを連取。ラブゲームで試合を締め、2時間25分で優勝を決めた。
20歳のアルカラスがタイトルを獲得するのはバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)に続き今季4度目。「ATPマスターズ1000」は3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATPマスターズ)に続き4勝目となる。
一方、シュトルフは予選2試合を勝ち抜き本戦も6試合に勝利するなど8試合で白星をあげる快進撃を見せたが、タイトルまであと一歩届かなかった。
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