島袋将(楽天OP)
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男子テニスのキア チュニス・オープン(チュニジア/チュニス、クレー、ATPチャレンジャー)は17日にシングルス2回戦が行われ、予選勝者で世界ランク234位の島袋将が第3シードのT・バリオス ベラ(チリ)を3-6, 6-3, 6-2の逆転で破り、今季チャレンジャー大会で2度目のベスト8進出を果たした。

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25歳の島袋は今シーズン、1月のバンコク・オープン3(タイ/ノンタブリー、ハード、ATPチャレンジャー)でチャレンジャー大会初優勝。3月に行われた筑波大学MEIKEIオープンテニス(茨城県/つくば市、ハード、ITFフューチャーズ)では準優勝を果たすなどし、4月10日付の男子ATP世界ランキングでキャリアハイの233位を記録した。

今大会は、予選2試合を勝ち抜き本戦入り。本戦1回戦では世界ランク222位のGA・オリヴィエリ(アルゼンチン)を逆転で下し、2回戦に駒を進めた。

この試合の第1セット、島袋は2度のブレークに成功するも、自身のサービスゲームではファーストサービス時のポイント獲得率が42パーセントに留まり、1度しかキープできず先行される。

続く第2セット、島袋はファーストサービス時のポイント獲得率を75パーセントに向上させブレークを1度に抑える。逆にリターンゲームでは3度のブレークを果たし1セットオールに追いつく。

迎えたファイナルセット、両者ブレークチャンスを得ながらブレークができない展開が続くも、第6ゲームでこのセット4度目のブレークポイントをものにした島袋がリードすると、さらに第8ゲームでもブレークに成功し、今シーズン2度目のチャレンジャー大会ベスト8進出を決めた。

勝利した島袋は準々決勝でワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク232位のA・ドゥガズ(チュニジア)と対戦する。

同日に行われた2回戦には世界ランク206位の野口莉央も出場したが第1シードのB・ゴヨ(クロアチア)に2-6, 1-6のストレートで敗れベスト8進出とはならなかった。