決勝進出を果たしたルバキナ
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女子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)は19日、シングルス準決勝が行われ、第7シードのE・ルバキナ(カザフスタン)が第20シードのJ・オスタペンコ(ラトビア)を6-2, 6-4のストレートで破り、今季3度目となる「WTA1000」決勝進出を果たした。

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今季、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で準優勝を果たしたあと、BNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)で優勝したルバキナ。その後もマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)でも準優勝し「四大大会」と「WTA1000」3大会で決勝に駒を進めている。

準決勝、ルバキナはオスタペンコに7本のサービスエースを決められたもののストローク戦では優位に立ち9度のブレークチャンスを創出。そのうち4度ブレークに成功した。第2セットでは1−4とリードされたものの。そこから逆転。1時間33分で勝利して今季3度目の「WTA1000」決勝入りを決めた。

女子テニス協会のWTA公式サイトにはルバキナのコメントが掲載されている。

「第2セットの出だしはあまり良くなかったわ。少し元気がなくて、サーブを失ってしまった。だから、難しかったわ。その後、彼女の良いショットや良いサーブが何本かあった。とても速く変化した。同時に、1ブレークしかないこともわかっていたから、集中し、すべてのボールに対して戦うことが必要だったの」

「全仏オープンの前に、これだけ多くの試合ができるのは幸せなことよ」

ルバキナは決勝で第30シードのA・カリーニナ(ウクライナ)と対戦する。カリーニナは準決勝で第11シードのV・クデルメトバを7-5, 5-7, 6-2のフルセットで破り「WTA1000」初の決勝に駒を進めている。