添田豪監督
画像提供:tennis365.net

男子テニスの国別対抗戦デビスカップのワールドグループ1「日本vsイスラエル」(イスラエル/テルアビブ、室内ハード)は16日にシングルス2試合が行われ、日本は1勝1敗で1日目を終えた。試合後の会見で監督を務める添田豪は「そこまで悲観的ではないです」と明かした。

>>日本 デ杯 第3試合 1ポイント速報<<

日本代表は今年2月、ブルボン ビーンズドーム(兵庫県三木市)で開催されたワールドグループ1・プレーオフのポーランド戦に4勝0敗で勝利。元世界ランク47位の添田豪 新監督の初陣を白星で飾り、ワールドグループ1復帰を決めた。

今回のイスラエル戦では先に3勝したチームが来年のファイナル予選への出場権を手にする。

敵地イスラエルでの開催となった今回の対戦。会場には多くの観客が集まり、イスラエルチームを後押しする中、第1試合では世界ランク146位の島袋将が同470位のY・オリエル(イスラエル)を6-4, 7-6 (7-5)のストレートで破り、日本に1勝をもたらした。

迎えた第2試合、世界ランク193位の望月慎太郎が登場し同372位のD・クキアマン(イスラエル)に対し第1セットを6-1で先取。しかし、第2セットを6-7 (5-7)、ファイナルセットを2-6で落とし、日本は1勝1敗で1日目を終えた。

試合後の会見で添田は「厳しい環境で相手の応援もすごい中で1勝1敗で折り返したのはそこまで悲観的ではないです。明日2勝すれば良いと思いますので。シングルスに出た2人がアウェイの雰囲気を経験したことは今後生きてくると思いますし、デ杯に限らず彼らの成長にも繋がる初日だったと思います」とコメント。

2日目に向けては「明日はより応援がすごいだろうと思いますが、それに飲み込まれないで冷静に。特にダブルスはもっと応援に力が入るし観客もすごく盛り上がるだろうし、そこを乗り越えられえるかどうかがカギになると思います」と語った。

なお、2日目となる17日は第3試合のダブルスから始まりマクラクラン勉/ 上杉海斗ペアが登場する。

【日本vsイスラエルの組み合わせ】

16日
第1試合:島袋将 6-4, 7-6 (7-5) オリエル
第2試合:望月慎太郎 6-1, 6-7 (5-7), 2-6 クキアマン

17日
第3試合:マクラクラン勉/ 上杉海斗 vs. クキアマン/ E・リーシェム(イスラエル)
第4試合:島袋将 vs. クキアマン
第5試合:望月慎太郎 vs. オリエル