ヒジカタ(全豪OP)
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのフェイズ・サロフィム&Co.米男子クレーコート選手権(アメリカ/ヒューストン、クレー、ATP250)は1日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク80位のR・ヒジカタ(オーストラリア)が第5シードのC・ユーバンクス(アメリカ)を7-6 (7-4), 7-6(7-2)のストレートで破り初戦突破を果たした。

日本人の両親を持ち、オーストラリアで育った23歳のヒジカタ。今季はツアー大会で2度の8強入りという結果を残している。

クレーコートのツアー本戦初出場となった今大会の1回戦でヒジカタは同41位のユーバンクスと顔を合わせた。

この試合、ヒジカタはファーストサービス時に79パーセントの確率でポイントを獲得する安定したプレーを披露。第1セットではブレークを許さずタイブレークをものにし先行すると、第2セットでは両者1度ずつブレークを奪い合い迎えたタイブレークで4ポイント目から一気に6ポイントを連取し、1時間50分で初戦突破を決めるとともに、ツアーレベルのクレーコートで初白星を挙げた。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはヒジカタのコメントが掲載されており「十分な時間をかけて、必要なときにいくつかの良いポイントをプレーできたことが本当に嬉しいよ」と語っている。

勝利したヒジカタは2回戦で同92位のB・ナカシマ(アメリカ)と対戦する。ナカシマは1回戦で同115位のD・アドゥコビッチ(クロアチア)を下しての勝ち上がり。


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