マッチ10連勝で8強入りしたコリンズ
画像提供:ゲッティイメージズ

女子テニスのクレジット・ワン チャールストン オープン(アメリカ/チャールストン、クレー、WTA500)は4日、シングルス2回戦と3回戦が行われ、前週のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)で優勝を飾った世界ランク22位のD・コリンズ(アメリカ)が1日2試合を戦い抜きマッチ10連勝でベスト8進出を果たした。

30歳で元世界ランク7位のコリンズは今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)敗退後に2024年シーズンで現役を引退することを発表。前週のマイアミ・オープンではC・ガルシア(フランス)やS・シルステア(ルーマニア)、E・アレクサンドロワら4名のシード選手を下し決勝に進出。最後は第4シードのE・ルバキナ(カザフスタン)を破ってキャリア最大のタイトルを手にした。

その決勝戦から3日と経たず開幕した今大会。2日に行われた1回戦では世界ランク82位のP・バドサ(スペイン)を6-1,6-4のストレートで下し初戦突破を決めた。

そして3日は雨の影響により試合を行うことができず、この日は2回戦と3回戦を行うダブルヘッダーとなった。2回戦、コリンズはこの日が初戦となった第2シードのO・ジャバー(チュニジア)と対戦し6-3, 1-6, 6-3のフルセットで勝利しベスト16進出を果たした。

そして、その後行われた3回戦では世界ランク40位のS・スティーブンス(アメリカ)と対戦。コリンズは4度のブレークポイントを凌ぐとリターンゲームでは4度のブレークに成功し1時間11分で8強入りを決めた。スコアは6-2, 6-2。

女子テニス協会のWTAは公式サイトにコリンズのコメントを掲載し「トップ6プレーヤーと元グランドスラム女王という、信じられないようなハイレベルの2選手を相手に、2試合続けてプレーするのは簡単なことではないけど、とてもやりがいのあること。だから、これを自信にして前に進みたいわ」と語った。

勝利したコリンズは準々決勝、第11シードのE・メルテンス(ベルギー)と対戦する。メルテンスは2回戦で第7シードのE・スイトリナ(ウクライナ)を6-4, 6-1のストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第1シードのJ・ペグラ(アメリカ)、第3シードのM・サッカリ(ギリシャ)、第4シードのD・カサトキナ、第9シードのV・クデルメトバ、第12シードのV・アザレンカ、世界ランク83位のJ・クリスティアン(ルーマニア)が8強に駒を進めた。


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