ナダルとアルカラス（今年3月のエキシビションマッチ）
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスで元世界ランク１位のＲ・ナダル（スペイン）は世界ランク３位のＣ・アルカラス（スペイン）と７月２７日に開幕するパリオリンピック（フランス/パリ、レッドクレー）のダブルスでペアを組む方針であることを明かした。

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３７歳で四大大会２２勝を誇るテニス界のレジェンドであるナダルと、２０２２年に史上最年少で世界ランク１位を記録し２０歳にしてすでに四大大会２勝を挙げているアルカラス。

両者は現在行われているムチュア・マドリッド・オープン（スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000）に出場中だが、２６日に同大会が公式サイトにナダルのコメントを掲載。今年のパリオリンピックでアルカラスとペアを組みダブルスに出場する方針であるとコメントした。

「（アルカラスは）僕に何も聞く必要はない。すべてが順調ならプレーするよ。これは僕にとってすごくエキサイティングなことだ。僕の記憶が正しければ、彼にとってもそうだと聞いている。だから、自分たちの準備のために、そしてコート上で親交を深めるためにオリンピックの前に数少ないトーナメントでプレーすることは素晴らしいことだと思う」

「僕たち２人が十分な健康状態にあるのなら、そうするだろう。僕たちには偉大なチームを結成し、偉大なものを目指すチャンスがある。これは僕たち２人にとっても、スペインチームにとっても良いことだと思う」

「僕は彼の良きパートナーになりたいと思っているし、彼もきっと僕にとって良きパートナーになってくれると思う。どこまでいけるかは見てみないとね。まずは少し一緒に練習したいと思っている」

アルカラスはかねてよりオリンピックでナダルとダブルスを組みたいと発言してきたが、今回ナダルも同様にコメントした。

ナダルは２００８年の北京オリンピック（中国/北京、ハード）シングルスで金メダル、２０１６年のリオデジャネイロオリンピック（ブラジル/リオデジャネイロ、ハード）ではＭ・ロペス（スペイン）とのペアでダブルスでも金メダルを獲得している。一方のアルカラスはまだオリンピックに出場したことはない。

世代を超えたドリームペアの結成に期待が高まる。


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