16強入りを果たしたアルカラス
画像提供:ゲッティイメージズ
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大会3連覇をかけ出場している世界ランク3位のアルカラスは、右腕の負傷の影響でバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)を欠場している。それでも、今大会初戦の2回戦では同59位のA・シェフチェンコ(カザフスタン)をストレートで下し3回戦へ駒を進めた。一方のセイボスワイルドは2回戦で第28シードのL・ムセッティ(イタリア)を破って3回戦進出を決めている。
この試合、アルカラスはファーストサービスが入ったときに87パーセントの高い確率でポイントを獲得するなどセイボスワイルドのブレークを1度に抑える。リターンゲームでは計6度のブレークチャンスを創出し、そのうち4度ブレークに成功。1時間15分で快勝となった。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはアルカラスのコメントが掲載されている。
「とてもいいレベルでプレーできたと思う。この試合に臨むにあたって、前腕がどうなるかわからなかったから少し緊張していたんだ。チアゴ(セイボスワイルド)はビッグショットを持っている。彼は本当に強い。パフォーマンスには本当に満足しているよ。勝てて本当にうれしい」
4回戦でアルカラスは第23シードのJ・シュトルフ(ドイツ)と対戦する。シュトルフは3回戦で第13シードのU・アンベール(フランス)をストレートで下しての勝ち上がり。
両者は昨年大会決勝で顔を合わせており、当時はアルカラスがフルセットで破りタイトルを獲得した。
同日には第7シードのA・ルブレフや第8シードのH・フルカチュ(ポーランド)、第12シードのT・フリッツ(アメリカ)らが16強入りしている。
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