山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜〜木曜13:00〜14:55)。3月4日(月)の放送は、俳優の中嶋朋子(なかじま・ともこ)さんをゲストに迎えお送りしました。


(左から)パーソナリティの山崎怜奈、中嶋朋子さん



◆中嶋朋子プロデュースの朗読劇

ドラマ「北の国から」シリーズで主人公の娘・蛍役を22年に渡って演じてきたほか、れなちも「大好き」と言う大河ドラマ「篤姫」(NHK)の重野役など、俳優として活躍する中嶋さん。

3月23日(土)には、神奈川県 大和市文化創造拠点シリウス 1階芸術文化ホールメインホールで、自身がプロデュース&出演する朗読劇「リーディングイマジネーション『カミサマ ノ 本棚』」が開演します。今作では、朗読する作品選びや共演者などをすべて中嶋さん自身がおこなったそうで「本当に願ったり叶ったりのキャスティング」と胸を張ります。

実際に共演する俳優・石井正則さん、チェリスト・四家卯大さん、構成・演出として参加する扇田拓也さんについて、「石井さんは本当に言葉が巧みで、趣味もたくさんお持ちなので“引き出し”が多い方」「四家さんは(チェロ以外の)ほかの楽器もやられる自在な音楽家。2人でライブを開催することもあって安心できる」「扇田さんは、すごく自由で柔軟に“言葉じゃない言葉”を意識している演出家なので“(今作に)ちょうどいいな”と思ってお願いしました」と賛辞が止みません。

ここでれなちは、四家さんがキャスティングされていることから「朗読会には音楽も大事なんでしょうか?」と質問。これに中嶋さんは、「大事ですね。言葉って音楽に近いと思っていて、文学作品によってノリが違うし、そこに音楽が共鳴すると“楽しい”と感じるんですよね。あとは物語自体も、音楽との相乗効果によって、違った気分で受け止められたりすることもあると思います」と熱弁します。

◆朗読劇は「お客さま次第」

続いて、舞台タイトルの「カミサマ ノ 本棚」にちなんで、中嶋さんの自宅の本棚について伺うと、「壁一面に自分の好きな本を全部詰め込んでいる感じです(笑)。10年間いろいろなものを買い足して、手放すことはなかったんだけど……そろそろ整理してもいいかな」と笑います。ちなみに、好きな作家は小川洋子さんで、特に「人質の朗読会」という作品が好きだそうで、「とても美しいお話です」とオススメします。

最後に、リスナーからの「朗読劇の醍醐味を教えてください」というメッセージに対して、中嶋さんは「朗読劇は本当に“お客さま次第”なんですよね。というのも、お客さまが、どれだけ想像して楽しんでくれるかによって、物語の含みが変わってくるので、実は参加型なんです。そこを楽しんでもらえるとうれしいですね」と話していました。

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3月4日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年3月12日(火) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月〜木曜 13:00〜14:55
パーソナリティ:山崎怜奈
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/darehana/