今季5度目のトラウタニ弾がさく裂した。

 現地5月31日、ロサンゼルス・エンジェルスはシカゴ・ホワイトソックスと対戦。大谷翔平は「3番・指名打者」で先発出場し、今季初の2打席連続本塁打を放った。さらにマイク・トラウトにも一発が飛び出すなど、エンジェルスは5本のホームラン攻勢で完勝した。

 初回にミッキー・モニアックがヒットで出塁すると、トラウトは4球目のカーブを捉える13号2ラン。レフトスタンドに弾丸ライナーで叩き込み、エンジェルスがわずか6球で2点を先制した。流れに乗りたい大谷は2球目を打ち返すが、中飛に倒れた。

 3回にはトラウトが死球で出塁。1死一塁で2打席目に立った大谷は初球をフルスイング。打球はぐんぐん伸びセンターバックスクリーンへ消える14号2ランとなった。前日に続く一発で、エンジェルスが追加点。さらに2点を加え、このイニング一挙4点を奪ってみせた。
  だが、二刀流の快音はこれだけで終わらなかった。4回1死二塁で、打席にはふたたび大谷。フルカウントからの6球目を今度は豪快にライトスタンド中段まで運ぶ特大の15号2ラン。異次元な「ショウタイム」を敵地で派手にやってのけた。

 7回には2ホーマーを放っている大谷を相手バッテリーが警戒。四球を選ぶと、続くテーラー・ウォードに2ランが飛び出し、エンジェルスが加点。大谷は9回にも打席が回ってきたが、代打を送られお役御免。3打数2安打4打点2本塁打の大活躍だった。

 試合は12対5でエンジェルスが圧勝。大谷とトラウトによるアベックホームラン、「トラウタニ弾」は、ここまで今シーズン全勝。無敗神話を継続している。

構成●THE DIGEST編集部

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