サッカー日本代表は現地1月19日、アジアカップのグループステージ第2戦でイラク代表に1対2で敗れた。この結果、イラクが決勝トーナメント進出を決め、日本はGS突破を懸けて第3戦のインドネシア戦に臨むことになった。

【画像】イラクvs日本戦ハイライト 日本の敗戦に近隣諸国メディアも敏感に反応している。中国のポータルサイト『捜狐』は「日本は絶体絶命の状況に追い込まれた」との見出しで記事を掲載。これまで10連勝を記録し、「明らかに他のアジアのチームと比べて一段上」と見ていた日本がイラクに敗れた一戦を、“大番狂わせ”として伝えている。そして、連勝が止まった日本に対し、「アジア無敵のオーラは完全に打ち砕かれた!」と断言。続けて、「日本はグループ1位を逃す可能性が高く、当初は決勝まで当たらないと思われていた韓国との対決がラウンド16で実現する可能性が高くなった」と状況を伝えている。

 一方、同メディアは日本の敗戦によって中国代表が「予期せぬサプライズを受けた」としている。というのも、当初は自国代表がグループ2位で勝ち抜け、ラウンド16を突破すれば準々決勝の相手は順当なら日本を想定していたというのだ。だが、D組1位はイラクが濃厚となったことで、「準々決勝の相手はイラクの可能性が高まった」としつつ、「対処は難しいが、イラクが相手なら少なくとも中国代表は戦えるし、勝ち進むことも不可能ではない」と上位進出への希望を見出しているようだ。

 果たして、中国メディアの青写真通りに首尾よく事は運ばれるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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