カーネクスト侍ジャパンシリーズ2024の日本代表対欧州代表は3月6日、京セラドーム大阪で行なわれ、日本が5-0で勝利を収め、2024年の初陣を飾った。

【関連記事】なぜ井端監督は大学生4人を侍ジャパンに選出したのか? 日本球界の未来を見据えた「アマチュア野球の発展」という強い信念 日本は初回、1番・塩見泰隆の安打、3番・近藤健介のレフト線への二塁打で1死二、三塁とチャンスをつくり出すと、4番・村上宗隆のライト前へのタイムリーで先制。さらに2死となってから6番・紅林弘太郎にもタイムリーが生まれ、2点を先行した。

 その後は硬軟織り交ぜた欧州代表投手のピッチングに苦戦を強いられた日本だが、5回に待望の追加点。1死一、二塁で近藤がライト線への2点適時二塁打を放ち、4-0と突き放す。6回には2死一、二塁から、この日が侍ジャパンデビューとなった青山学院大3年の西川史礁が初球のツーシームを痛烈に弾き返し、レフト線への適時二塁打。新星の一撃でリードを5点に広げた。

 日本は、投げては先発の平良海馬が2回を投げ2本のヒットを許したものの無失点で切り抜け、続く2番手の宮城大弥は2回ノーヒットの好投。3番手の森下暢仁は無死から二塁打を許したが、2つの三振を奪うなど5回の1イニングを無失点に切り抜け、6回から登板した山下舜平大は最速159キロの快速球で相手打者を寄せつけず、やはり2イニングを無失点で抑えた。

 そして8回は根本悠楓、9回は栗林良吏が0点で抑えて、侍ジャパンが5-0で2連戦の初戦を勝ち切った。

構成●THE DIGEST編集部

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