現地時間3月18日、NBAが今季第21週の週間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからニューヨーク・ニックスのジェイレン・ブランソン、ウエスタン・カンファレンスからヒューストン・ロケッツのジェイレン・グリーンが選出された。

 3月11日(月)から17日(日)の期間中、3試合に出場したブランソンは平均35.7点、3.0リバウンド、5.0アシスト、2.00スティールをマーク。チームの全勝に貢献し、リーグ最多に並ぶ今季3度目、通算4回目の週間MVPに輝いた。

 27歳の司令塔は、3試合を通じてフィールドゴール成功率54.3%(38/70)、3ポイント成功率39.3%(11/28)と好調なシュートタッチを披露。とりわけ14日のポートランド・トレイルブレイザーズ戦で45得点、16日のサクラメント・キングス戦では42得点を叩き出した。

 2試合連続の40点超えは、球団ではバーナード・キング、パトリック・ユーイング、カーメロ・アンソニーに続く4人目の快挙だ。

 また、週明けのゴールデンステイト・ウォリアーズ戦でもチーム最多の34得点、7アシストをあげて勝利に貢献。4連勝中のニックスは、現在41勝27敗でイースト4位。そのなかでブランソンは得点(平均27.6点)とアシスト(同6.4本)でチームトップかつ自己ベストの成績を残している。
  同じく期間中3連勝のロケッツを牽引したグリーンは、平均26.3点、8.7リバウンド、3.7アシストを記録。キャリア3年目で嬉しい初受賞となった。

 2021年ドラフト2位の22歳は、3試合でフィールドゴール成功率49.2%(29/59)、3ポイント成功率45.8%(11/24)と躍動。中心センターのアルペレン・シェングンが負傷離脱したなかで、14日のワシントン・ウィザーズ戦で今季最多の37得点、16日のクリーブランド・キャバリアーズ戦では26得点、11リバウンドの活躍を見せた。

 ロケッツは前週から6連勝、3月は8勝1敗と波に乗り、33勝35敗でウエスト11位。10位のウォリアーズとは2.5ゲーム差と、プレーイン・トーナメント出場の可能性を残している。

 グリーンは週明けのウィザーズ戦でも今季最多を更新する42得点。シーズン平均では19.1点と昨季の22.1点からダウンしているが、チーム唯一のフル出場中と、若きエース候補への期待は高まっている。

構成●ダンクシュート編集部

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