現地時間3月18日(日本時間19日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズはホームのクリプトドットコム・アリーナでアトランタ・ホークスと対戦した。

 レイカーズの先発はディアンジェロ・ラッセル、オースティン・リーブス、八村塁、レブロン・ジェームズの4人に、前の試合で目を負傷し途中退場を強いられたアンソニー・デイビスも名を連ねた。

 レイカーズは立ち上がりからホークスに次々と点を決められ、2−11と先手を取られるが、レブロンのレイアップやデイビスの3ポイントプレーで持ち直し、15ー2のランで逆転に成功する。八村は残り7分50秒にドライブから左手レイアップを決めて初得点。その後もレイカーズはデイビスやベンチのマックス・クリスティ―が得点を重ね、38−28と10点のリードを奪った。

 第2クォーター、レイカーズはクリスティーとレブロンが連続で3ポイントでヒット。残り8分半にホークスに4点差まで迫られたが、ラッセルの長距離砲、リーブスのスティールからレブロンの豪快ダンクでリードを再び2桁に広げる。八村は残り4分に左コーナーから3ポイント、さらにレイアップと左手ダンクで加点。終盤にはキックアウトでスペンサー・ディンウィディーの3ポイントをアシストし、レイカーズは73−59と14点差で折り返す。
  後半最初の得点は八村、ゴール下でパスを受け、ファウルを受けながらも放ったボールがネットに吸い込まれ、フリースローもキッチリ沈めて3ポイントプレー。さらに残り7分42秒には速攻からレイアップをねじ込み再び3点プレー、6分半にはショートジャンパーと短時間で得点を量産した。レイカーズは終盤にトーリアン・プリンス、デイビス、ラッセル(2本)の4連続3ポイントでホークスを引き離し、111−86と勝負を決めてみせた。

 第4クォーター序盤にプリンスの3ポイントで点差を30点台まで広げたレイカーズは、早々にスタメンをベンチに下げる余裕のゲーム運びで136−105で完勝。連敗を2でストップした。

 レイカーズはラッセルが27得点、10アシスト、レブロンが25得点、7リバウンド、10アシスト、デイビスが22得点、15リバウンド、6アシスト、リーブスが12得点、6リバウンド、4アシスト、クリスティーが11得点をマーク。ボールが良く回り、39アシストは今季最多だった。

 八村は25分間の出場で17得点、3リバウンド、1アシスト、フィールドゴール成功率70.0%(7/10)、3ポイント成功率50.0%(1/2)、フリースロー成功率100%(4/4)でフィニッシュ。6試合連続の2桁得点となった。

 これでチームは37勝32敗(勝率53.6%)。同日にゴールデンステイト・ウォリアーズがニューヨーク・ニックスに敗れて35勝32敗(勝率52.2%)になったことで順位が入れ替わり、ウエスタン・カンファレンス9位に浮上した。

 次戦は3月22日、昨年11月28日に94−138で大敗したフィラデルフィア・セブンティシクサーズとホームで対戦する。

構成●ダンクシュート編集部

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