偉才の豪快な当たりに韓国ファンは大熱狂していた。

 3月21日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、高尺スカイドーム(韓国・ソウル)で行なわれたサンディエゴ・パドレスとのシーズン開幕第2戦に「2番・指名打者」として先発出場し、5打数1安打1打点で2試合連続安打&打点をマーク。あわや本塁打かと思われるような二度の大飛球もみられ、会場は大盛り上がりだったようだ。

【関連記事】「嘘だと言ってくれ…」大谷翔平の水原一平通訳が“巨額の賭博容疑”で電撃解雇→早朝の日本に激震!「今年一番の衝撃」「7億円ってマジか」 試合後、韓国メディア『hankooki.com』は、「ウォーニングトラックまで飛ばした大谷の打球に観客が総立ち」と記事を配信すると、現地ファンのリアクションに注目。まず4点ビハインドの5回、ムーキー・ベッツの今季1号2ランが飛び出し、2点差に迫った直後の第4打席では、ライトライナーに倒れているが、その鋭い打球に球場からどよめきが起こったという。

 また、「ベッツの一発を目の当たりにしている観客は、大谷の打球速度を見て、それがホームランだと直感した」とも報じ、「大歓声が沸き起こると、ホームランボールを捕ろうと立ち上った観客も多数、まさに壮観な光景だった」と現地の雰囲気を紹介している同メディア。ただ、ドジャースの背番号17は、その後も特大フライでスタンドを沸かせた。

 7回1死一塁の第5打席では、パドレス4番手・松井裕樹とのメジャー初対決が実現し、初球のスプリットを捉えるも、高々と舞い上がった打球が惜しくもスタンドまで届かず。このライトフライに関しては、「打ち出し角度が前の打席よりやや高く、多くの観客がホームランを期待した。客席のあちこちから『今度こそ本物だ』という声が沸き起こった」と伝えられている。

 韓国でも凄まじい人気を誇り、今回のソウルシリーズでは、打席に立つたびに大きな歓声が送られていた大谷。今後は米国へ戻り、現地24日にロサンゼルス・エンジェルスとのオープン戦を迎える予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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