2024年6月14日から7月14日までドイツで開催されるEURO2024。3月26日に行なわれたプレーオフでポーランド、ウクライナ、ジョージアが最後の3枠を確保し、出場全24か国が出揃った。このタイミングで英メディア『90min』は、本大会での活躍が期待される若手の“ブレイクスター”を厳選している。
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 ひとり目に挙げたのが、2006年生まれの18歳、ワレン・ザイール=エムリだ。パリ・サンジェルマンでプレーするセントラルMFの大器について、「メンバー入りの準備はできている」とし、フランス代表の一員としてEURO本大会で見られるかもしれないと記した。

 同じくフランスのブラッドレー・バルコラ(パリSG)も期待の星。21歳のFWは元フランス代表FWのティエリ・アンリ監督が率いるUー23代表の主力を張り、パリ五輪での優勝を目指している。「フランス代表のディディエ・デシャン監督が招集を検討している」と記載した同メディアは、「この2選手はEURO本大会で重要な役割を果たす可能性がある」と評した。EUROの決勝から10日後の7月24日にパリ五輪の男子サッカーが始まるため、メンバー選考にも大きな注目が集まる。
  さらに、19歳でA代表5キャップを持つセントラルMFのジョアン・ネベス(ベンフィカ)、20歳のCBでカタールW杯にも出場したアントニオ・シウバ(ベンフィカ)、22歳のCBゴンサロ・イナシオ(スポルティング)とポルトガル代表の3選手を列挙。24歳のイタリア代表MFのダビデ・フラッテージ(インテル)については、「途中出場から複数のゴールを奪う可能性が高い」と記した。

 また、ベルギー代表で売り出し中のウイングで20歳のヨハン・バカヨコ(PSV)と、“神童”と称されるトルコ代表の18歳FWケナン・ユルディズ(ユベントス)の両者は、「所属クラブでのパフォーマンスがよく、本大会に出場するはず」としてピックアップ。最後に「注目するべき、最も馴染みがない名前」と紹介したのが、ドイツ代表の21歳FW、マキシミリアン・バイアー(ホッフェンハイム)。「開催国に新たなヒーローが生まれるかもしれない」と大きな期待を寄せた。

構成●THE DIGEST編集部

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