さすが常勝軍団という盤石の強さだ。

 現地3月29日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、本拠地で行なわれたセントルイス・カーディナルス戦に「2番・DH」としてスタメン出場するも、4打数ノーヒット。韓国でのMLB開幕シリーズから連続試合安打が「3」でストップしたが、一方でチームは6対3で快勝を収め、前日のホーム開幕戦から2連勝をマークしている。

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 この日は、初回に先頭打者のムーキー・ベッツが3試合連続の一発を放つと、以降もテオスカー・ヘルナンデスの2打席連続アーチ、ミゲル・ロハスの1号ソロが飛び出し、今季最多の1試合4本塁打を記録したドジャース。大谷以外に20年ナ・リーグMVPのフレディ・フリーマンも4打数無安打に終わっているが、あらためて選手層の厚さを示す一戦となった。
  試合後、日夜ドジャースの情報を発信している専門サイト『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は、自身のX(旧ツイッター)を更新。「金曜の夜、オオタニとフリーマンが合わせて8打数ノーヒット。それでもドジャースの攻撃陣は6得点を奪い、勝利(6対3)を収めた」と報告すると、「いったい、このチームに誰がどこに投げればいいというのか?」とユーザーに問いかけたほど、同球団の番記者ながらあまりに強力すぎる打線にお手上げ状態だった。

 さらに、今季初先発で6回2安打無失点、11奪三振の快投を披露した若手右腕のボビー・ミラーに関しては、「アンタッチャブルだった」と高評価。「ヘルナンデスが2本塁打。ベッツが先頭打者アーチ、ロハスが終盤に一発」と続けると、「(抑えの)エバン・フィリップスが9回を締めた」とそれぞれの活躍を振り返っていた。

 これで今季のチーム成績は3勝1敗。4年ぶりのワールドチャンピオンに向けて上々の発進を決めており、今後も常勝軍団の戦いぶりから目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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