ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が世界的なスポーツメディアで異例の“表紙”を飾った。

 フランス国内で格別の歴史と伝統を誇るスポーツ新聞といえば、文句なしで筆頭に挙がるのが『L'Equipe(レキップ)』だろう。サッカーやラグビー、モータースポーツ、自転車レースなど人気競技の情報を毎日伝え、電子版も充実する老舗メディアだ。
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 そんな『L'Equipe』紙が定期的に刊行しているマガジンが現地4月13日に発売される。なんと大谷がその表紙に抜擢されたのだ。野球はフランスをはじめ、欧州では明らかにマイナースポーツで、日常的にMLBなどが話題にのぼることも少ない。そんななかで、ドジャースのユニホームを纏った大谷がバットを構える全身写真が堂々とカバーを飾ったのだ。

『L'Equipe』の公式SNSは「野球を救う日本人」と題して、「アメリカでヒーローとなった日本の地方出身である“野球少年”ショウヘイ・オオタニに、ドジャースは史上最高額となる7億ドル(約1050億円)の契約を提示した」と紹介。誌面では大谷の足跡を辿るロングストーリーが掲載されているようだ。

 この『L'Equipe』の告知を真っ先にX(旧ツイッター)上で紹介したのが、フランスで野球ライターを生業としているガエタン・アリベール氏だ。「野球界のメガスター、ショウヘイ・オオタニ選手が明日発売のレキップ誌の表紙を飾る! レキップ誌が野球選手を表紙で起用するのはかなり珍しいので最大限に活用しよう!」と興奮気味に伝え、「いや、マジで超レアな出来事なんだ! 野球界にとって彼がどれだけ重要な存在であるかを示しているよ」と説いた。
  さらにアリベール氏のポストに呼応したのが、米ポッドキャスト『WBC Central』でホストを務めるショーン・スプラッドリング氏で、こちらも「レキップがオオタニを表紙に採用した!」とかなり驚いた様子。「我々のスポーツ(野球)にとって特大のニュースだ。オオタニは真に世界的な衝撃を与えていることを示し、フランス野球の継続的な成長にも寄与するはずだ」と期待を寄せた。

 ドジャース加入以降は英国メディアでたびたび取り上げられるなど、欧州でもじわじわと知名度を高めている二刀流スター。まさにベースボールの伝道師としての面目躍如だ。

構成●THE DIGEST編集部

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