<ドラマアカデミー賞>主演女優賞は「ブラッシュアップライフ」安藤サクラ『いとしくて涙が出ちゃう最高の時間でした』
■「あーちんにも『良かったね〜!』と」
受賞を受けて安藤は、「何より、作品賞・助演女優賞・脚本賞・監督賞と、みんなで頂けたことがうれしくてたまりません。『ブラッシュアップライフ』の一ファンとして、最高にうれしいです」と喜びのコメント。さらに、「あーちん(近藤麻美)は皆さんに作り上げていただいたと思っているので、人ごとのように、あーちんにも『良かったね〜!』という気持ちで喜びをかみ締めています」と語った。
麻美を演じるにあたって意識したことを聞くと「(劇中では)人生ごとに職業が変化しますし、ずっと変わらないこともある。なかなか演じる機会のないシチュエーションなので、できる限りニュートラルでいるようにしていました。その方が、麻美を取り巻く変化や不変がきちんと伝わるのではないかと思いました。そのとき感じたことを素直に出せるようにしていました」と明かした。
■「私自身ブラッシュアップされました」
同作を手掛けたバカリズム氏は脚本賞を受賞。結末には安藤も驚かされたようで、「知ったときは鳥肌が立ちました。夏帆さんから聞いて『ぎゃー!』と絶叫したのを覚えています」と、その衝撃を語った。
最後は「(夏帆、木南晴夏、水川あさみといった)大好きで尊敬できる女優さんと毎日一緒にお芝居できて、いとしくて涙が出ちゃう最高の時間でした。同世代で同じ職業で、こんなにも尊敬できる仲間ができて、彼女たちのおかげで私自身ブラッシュアップされました」と作品を振り返った安藤。そんな「ブラッシュアップライフ」は最優秀作品賞など5冠を達成している。