青木真也選手“嫌い”の廣田瑞人、長島☆自演乙☆雄一郎、桜井“マッハ”速人にインタビュー「いつもどおりやり」「あきらめるな」「がんばってね」<ONE 165:スーパーレックvs.武尊>
■廣田瑞人は
まず話を聞いたのは、青木選手と賛否を生む試合をくり広げ、2009年には「Dynamite!!〜勇気のチカラ2009〜」にて青木選手に一本負けした廣田は、青木選手のことを「俺のなかでは2009年で止まってるんで、申し訳ないけど嫌いなまま。やっぱり一周まわって嫌いなところにきてますね」と話す。2009年の試合のあとに、青木選手とは再戦の話があったことを明かし、「アイツにとってメリットは何もないからしょうがない」としつつも、「アイツが受けなかったのがやっぱ男らしくないなと。人としてできてない、どうしようもないヤツだな」と当時の気持ちをふり返った。
また、今回の「ONE 165:スーパーレックvs.武尊」にて青木選手と対戦するセージ・ノースカット選手の印象を「マッチョで身体能力が高くて、主催者側から推されてる選手」とし、青木選手の勝つ道は「一本しかない」「極めにいって極めきれなかった時、アイツ、あきらめるんじゃないですか。極めきれなかった時にあきらめてやられるんじゃないですか。最後だったらKO負けしてほしいですね。勝ったら、またやるとか言い出しそう」と分析した。
■長島☆自演乙☆雄一郎は
次に、「Dynamite!!〜勇気のチカラ2010〜」にて青木選手をとびひざ蹴り失神KOし、下剋上した長島は、当時の試合について「当時、K-1で優勝して、日本トーナメントで優勝して、ひとつ、人生が変わったんですよ。それからの青木真也の一戦やったんで、“超えるものあったわ”みたいな」とふり返ると、「わかりやすい意味でヒールになってくれたんで、それを倒した僕は、世間から“やったな”って言われましたよ。一回、青木真也と椅子に座ってあの時の試合について話してみたい、何を思ってたん?って」とかつての試合への答えあわせを求めた。
青木選手のことを「ほんま強いなと思うんですけど、好きか嫌いかでいうとやっぱり嫌いですよ。誰が腕折って、薬指立てるやつ、好きやねんっていう。武道をちゃんと習おうとしてる人間からしたら、間違いなく、その武道精神に反してないですか」とまっとうに異を唱えると、今回の試合については「勝つんやったら嫌われて勝って、負けるんやったら世間が両手あげるような負け方をしてほしい。今までの青木真也を貫くじゃないですけど」とし、「“青木ざまあ”って言いたい人間がいる、きっと僕はそっち側です」と青木選手への想いを語った。
■桜井“マッハ”速人は
最後に話を聞いた、長年、小競りあいをくり返し、青木選手と因縁深い桜井は、青木選手の試合について「(青木選手が)試合をすること自体に特に意識はそんなにしてないんで、“そうなんですか”って感じです」と無関心な様子をみせる。青木選手のことを「同じ時代を生きた仲間意識はない、はっきり言って興味ない」と一蹴すると、「強くたって、チケット売れないじゃん、それはやっぱり人間性だよ。“ただ僕は強いです”って、そんなやつ価値ないでしょ。もう(青木選手は)おじいちゃんでしょ。おじさんじゃなくて、おじいちゃん狩りされてるんですよ。俺とよく戦ってた頃が最強じゃない? 俺はつきあってやってたけど」と皮肉めいた発言であおった。
また、青木選手の今回の試合イメージについては、「そうとう分が悪い」と言い、「彼はテイクダウンがすごく強いけど、それだけ。寝技ももちろん強いですけど、攻略されちゃうともうダメだと思います。彼は、特に撃たれ弱いんで、パワーのある選手に打たれちゃうと効いちゃうんで、テイクダウンできなかったら終わりですね」とするどく考察した。
長島は「いつもどおりやりや」、廣田は「あきらめるなよ」、桜井は「がんばってねって握手(する)」と、「青木真也が嫌い」と言いながらも、愛のある言葉でエールを送った、40歳を迎え、今後の進退にも注目が集まる青木選手の一戦を視聴することができる。
青木が「嫌い」「一周回って嫌い」「アイツはクソ」
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勇気を出して取材しました