2月25日(日)に「移住密着バラエティ ロンブー淳のド田舎ドハマりライフ」(昼3:30-4:24、TBS系)が放送される。同番組は、田村淳、遠藤章造、庄司智春、井上咲楽、山之内すずが、移住者たちが田舎でドハマりしている生活を体験し、田舎暮らしの新たな魅力を深掘りするバラエティー。

■移住も新時代に突入!独自のスタイルを貫く若者が急増中

コロナ禍をきっかけに若い世代が次々と都会から地方へ移り住み、もはや移住はブームではなく、都会に住む人を中心に将来のライフプランを考える上での大きな選択肢の一つとなっている。中でも、長野は「移住したい都道府県ランキング」で18年連続1位(※宝島社「田舎暮らしの本」調べ)を獲得した、まさに“移住王国”。そんな信州での移住生活を満喫する3組を紹介する。

■“ご当地アンバサダー”を自称する外国人移住者

千葉で暮らしていたアメリカ出身のウェバ―さん(36歳)一家は、自然豊かな環境で子育てがしたいという思いから、長野・東御市を移住先に選んだ。世界のどこにいてもリモートワークができるWEB制作会社で働くウェバーさんは、“世界から東御市を選んだ”と豪語するほどのハマりっぷり。自ら「東御アンバサダー」を名乗り、観光客に積極的に魅力をアピールしている。

そんなウェバーさん一家お薦めの親子で楽しめるという木工体験施設では、田村らが子どもたちにプレゼントしようとスツール作りに挑戦。また、東御市はフランスの気候によく似ているといい、ワインやチーズといった発酵食品の生産が盛ん。そんな豊かな自然環境で育まれた絶品グルメに一同は大興奮する。

■夢は世界一のナイフ職人!若き夫婦の挑戦

2023年4月、毛利沙羅さん(25歳)と舞音さん(20歳)夫妻は、長野・青木村に移り住んだ。毛利さんは、東京を拠点に主に「ナイフ」の製作をなりわいにしていたが、作業の際に出る騒音のため住まいを追われることになり、移住を決断。

購入したのはキノコ栽培で使われていた廃工場。隣家との距離は100m以上も離れていて、騒音は気にならない。さらに広い工場内で機械もそろえ放題。この上ない環境でナイフ作りに打ち込む毛利さんは、コンテストで賞をとるなど充実したクラフト作家生活を送る。

一方で、収入面はまだ不安定。毛利さんは工場の敷地で居住スペースのセルフビルドにも挑戦している。そんな夫婦の元を山之内が訪ね、工場内にテントを張って暮らす移住生活を見学。さらに、アウトドア好きの田村へのプレゼントとして、キャンプ用ナイフを注文する。

■地元のイベントを復活させた熱すぎる移住者

長野南部に位置する駒ケ根市で、2023年の夏、花火大会が4年ぶりに復活した。開催に奔走したのは、中央アルプスの景色と暮らしやすさに引かれ、家族で駒ケ根市に移り住んだばかりの間渕将太さん(34歳)。地元の人の思いに心を動かされ、東京のイベント会社で働いていた経験を生かして花火大会の復活に力を尽くした。時に挫折を経験しながらも、移住先のコミュニティーに溶け込もうと努力する間渕さんの素顔に迫る。

さらに、間渕さんの夢は、「フレスコボール」というスポーツを普及させること。「フレスコボール」とは一体どんなスポーツなのかを、田村らが体を張って体験。現場には日本代表選手も駆け付け、最後は、田村&山之内ペアと遠藤&庄司ペアに分かれ、絶景温泉を懸けて対決する。


■出演者コメント

田村淳:「家から10分でこの景色、このおいしさ。移住してこようかな。移住して間もなくても、その地域に溶け込んでしまえば、もっといろいろなことができるようになる」

遠藤章造:「コミュニケーション力のある人もない人も、移住がきっかけで地域とコミュニケーションを取れる人になるような環境なのかもしれない」

庄司智春:「自分の中で移住はハードルが高かったけど、移住者が地域の人と仲良くやっている姿を見て、移住のハードルが下がった」

井上咲楽:「これだけのどかな所だからこそ、皆さん自分のやりたいことに熱心になれるのかな」

山之内すず:「移住するなら山のあるところがいい。こんな自然の豊かな場所なんて最高。今回の移住者の姿を見て、移住先でもこれだけコミュニティーを作って第二の地元を築いていけるんだなと思いました」