“スポーツの熱狂を先取りする”ことを目指す新感覚のスポーツ番組「ABEMAスポーツタイム」(毎週日曜夜10:00〜10:30 ABEMA SPORTSチャンネル)#26が、2月18日に放送された。

本番組は、現在、ABEMAで生中継されているプレミアリーグやブンデスリーガを中心に、レギュラーシーズン公式戦324試合を生中継したメジャーリーグベースボール(以下、MLB)など注目スポーツの最新情報を生放送で紹介。今回は、番組のスペシャルサポーターの影山優佳、野球のメインコメンテーターとして、元メジャーリーグ選手の川崎宗則に加えて、コメンテーターとして、サッカー元日本代表の柏木陽介、コットンの西村真二が出演した。

■MLBコーナーでは

MLBコーナーでは、大谷翔平選手が「日替わりポルシェ」でキャンプ地入りし、大きな話題を呼んでいることを紹介した。影山は「日によって車種が違う!? なんだかポルシェが小さく見えますね」と興味津々で、そこから車にまつわるトークになると「免許は持っているけど、車種はぜんぜんわからないんです。アルファードくらいしか……」とつぶやく。そこをすかさず西村は「送迎が多いってこと!? いいなぁ。『極力歩け』の吉本興業とは違うなぁ(笑)」とツッコミを入れていた。

川崎は「僕の尊敬するイチロー先輩が、ポルシェに乗っている姿を見て『カッコイイ!』と思い、同じ車を買ってマネしました」と話し、さらに「球場にレンタカー屋さんが来ていて、車を貸してくれる。僕もMLB球団に移籍した時に、日本から車を持っていかなかったので借りました」とMLBの車事情を明かす。興味津々の西村の「“MLB割引”みたいなものはあるんですか?」との質問に、川崎は「もちろんありますよ!」と応じると、影山は「MLB選手に借りてほしいという背景があるかもしれないですね。すごい」と感心の声をもらしていた。

柏木は「以前は旧車に乗っていたが、埼玉スタジアムを出た瞬間にエンストして、サポーターに押してもらったことがある。これを機に旧車は辞めました(笑)」とエピソードを披露すると、川崎は「こういうところでも“ファンタジスタ”なんだな〜!」とうなっていた。

そして、西村は「大谷選手みたいな高級車が欲しいと思うけど、僕はいつもお金に困っているから……。車自体を買ったことがなくて、ふだんはカーシェアリングを利用しているんです」と語ると、西村と共演歴のある西澤由夏ABEMAアナウンサーは「え、今もですか? 車、買ったことないんです?」と素朴な疑問を。西村が「なんか下に見た?(笑)」と応じると、西澤アナは「意外だな、って!」と釈明し、スタジオは笑いで包まれた。

■サッカーコーナーでは

サッカーコーナーでは、2月23日(金)に開幕する明治安田Jリーグを特集した。その開幕戦において、影山は「サンフレッチェ広島VS浦和レッズ」の一戦に注目しており、その理由を「私がJリーグを好きになったきっかけは、サンフレッチェ広島なんです。『やべっちF.C.』(2002〜2020年 テレビ朝日系)を見て好きになってから、今も欠かさずチェックしている」と明かし、「ミシャ(ミハイロ・ペトロヴィッチ)監督時代から好きで、柏木さんが現役でプレーしている時代も見ていた。だから、今日、ご一緒できたことも、柏木さんのもうひとつの古巣である浦和レッズとの開幕戦を見られることもうれしい」とほおをゆるめた。

また、2024年シーズンからJ1に昇格したFC町田ゼルビアの武器となっている「ロングスロー」をフォーカスし、柏木は「腹筋、背筋、腕の力がないと遠くに飛ばせないので、近くに飛ばすのが定石。そんななか、ゼルビアにはめちゃくちゃ飛ばす選手がいる。ロングスローはチャンスメークにつながってくるので、大きな武器になっている」と解説した。

さらに、ロングスローの重要性について、影山は「アジアカップのインドネシア戦でも、日本代表がロングスローを起点に失点するシーンがあったり、アシストになってしまったりするシーンが多かった」との指摘に、柏木も「日本代表のセカンドボールの対応が悪かったので、チャンスと思われたのかもしれない。結果的にセットプレーでピンチを招いたり、スローインで失点したりするシーンが見られた。相手チームから対策されていたのかもしれない」と同意した。

加えて、FC町田ゼルビアにおける“ロングスローの名手”として鈴木準弥選手、“注目選手”として新加入した望月ヘンリー海輝選手の名前が挙がると、影山は「望月選手は高校、大学とすごい経歴の選手」と拍手し、続けて「ゼルビアはサイドバックがすごく充実しているチームなので、誰がスタメンとして固定されるのかが楽しみ」と期待を寄せた。

※川崎宗則の“崎”は立つ「崎」が正式表記