無料のBS放送局「BSJapanext<263ch>」にて放送中の「麻雀オールスター Japanext CUP」(毎週日曜夜10:00‐11:55)。各プロ団体のタイトルホルダーら32名が優勝賞金300万円を巡って競い合う、豪華対局番組だ。2月25日に放送された回では予選B組の対局が開始。対局当日まで明かされない“ジョーカー”枠に、まさかの立川談春が登場し話題となった。

■“ジョーカー”の人選にプロ3人も驚愕

予選B組として抽選されたのは、Mリーグへ新規参戦した「BEAST Japanext」の菅原千瑛、「第31期麻雀マスターズ」で優勝を果たした浅井裕介、第21期“雀竜”位の安藤弘樹の3人。ここに対局当日まで誰か明かされない“ジョーカー”を加えた4人で対局することとなる。

試合当日3人の前に現れたのは、いつもの和服ではなくジャケットとパンツで身を包んだ落語家・立川談春。ジョーカー枠には芸能人やMリーガー、著名人などプロアマを問わず、麻雀を愛する8名の猛者が選ばれる。A卓ではKONAMI麻雀格闘倶楽部に所属するMリーガー・伊達朱里紗が登場し、大きく話題をさらった。

意外な人選に思えるが、立川の人選に際しては同番組で解説を務める黒木真生プロから「麻雀プロとも対等に渡り合える実力」とお墨付きが出ているようす。どっしりと構える姿は、なるほど自信を感じさせる。

ただB卓1回戦は実力を発揮しきれず、4着「-65.1pt」と大きなマイナスからスタートになってしまった立川。反対に冒頭で「試合前から勝った後のことを考えるのは負けフラグに繋がる」と慎重な言葉を発していた安藤が、「77.9pt」と2位浅井の「11.3pt」を大きく引き離すリードを取った。

最後の一局まで何が起きるかわからない麻雀だけに、今後ジョーカー・立川がプロたちの対局にどんな波を起こすのか、注目が集まる。次回B卓第2局のようすは、3月3日(日)夜10時から放送される。