King & Princeの永瀬廉が、3月23日放送の「キントレ」(毎週土曜昼1:30-2:30、日本テレビ※Huluでも配信)で、人気ラーメン店でアルバイトを経験。接客を学ぶ中で永瀬は「ひざまづくのはプロポーズの時だけ」と胸キュンを誘う一幕があった。

■永瀬廉が人気ラーメン店でアルバイト

「King & Princeのバイトレ」では、永瀬がラーメン店でのアルバイトに挑戦。訪れたのはラーメンチェーン店の「天下一品」。まずは営業部・伊藤慎吾課長から接客の基本を学んだ。身だしなみチェックの場面では、伊藤さんから「格好良いですね」と褒められると、永瀬は「格好良いが仕事なんで」と余裕の表情。

仕事は大きく分けてホール業務とキッチン業務の二つがあり、アルバイトとして働くにはどちらもマスターしなければならないという。伊藤さんは最終的にラーメンも作ってほしいと期待を寄せていた。しかし、日によっては1時間で100杯出る日もあり、それを耳にした永瀬は「えぇ!?」と驚きの表情を浮かべていた。

■「天下一品」厨房にタレント初潜入

あいさつの練習では「チャラい」と言われてしまった永瀬。注文を取る際には、数ある中から指定の商品を探せずに諦める一幕も。

伊藤さんから、注文を取るときはしゃがんで片膝立ちが基本姿勢だと教わると、永瀬は「いいんですか? (制服を)汚しちゃって」と気にしつつも、「ひざまづくのはプロポーズの時だけって決めてて…」と胸キュンを誘うせりふで笑いをもたらしていた。

続いて厨房での仕事へ。伊藤さんによれば「演者さんが入るのは初めて」と、「天下一品」の厨房にタレントが入るのは今回が初めてだと明かす。

ラーメンにはたくさんの種類がある中で、今回は定番商品のこってり味のラーメン作りに挑戦した。スープづくりや麺の茹で方、さらにはどんぶりの向きやトッピングの並べ方など決められたルールを教わると、永瀬は「多いっすね、手順がなかなか…難しそう」とこぼす。

研修を終えると、接客の仕事からスタート。親子連れ客の注文では、ラーメンではなくラムネやセット商品の注文が入り、焦る一幕も。さらにオーダーミスによって、3人連れのラーメンを時間差で提供する失敗をしてしまった。

しかし、伊藤さんからは「お客さまのことをよく見ている」と称賛の声が寄せられたように、慣れないホールの仕事ではあるものの、接客に対して一生懸命な姿勢が評価されていた。

■バラエティーでも本気の永瀬

冒頭から冗談を飛ばすなど、笑いのある楽し気な雰囲気でスタートした今回の「バイトレ」。

しかし、研修を終えて店に出る直前に、伊藤さんから天下一品の創業者である木村勉氏の「お客さまを待たせてはいけない、お客さまに待たれる店でなければならない」という名言を教わると、永瀬の表情が引き締まったのが印象的だった。

永瀬は「いい言葉」とかみ締めるようにつぶやいていたが、ここで一気にスイッチが入ったように見えた。実際の接客では失敗してしまう一幕もあったが、素直に謝ってフォローするなど、些細な場面から永瀬の人柄がうかがえた。

また、練習ではできなかった羽根つき餃子が、本番では120点レベルの餃子が完成するなど、努力が実を結ぶ展開も。永瀬と同じように、一緒になって一喜一憂した視聴者も多かったはず。

何でも完璧にこなせそうに見えるアイドルだが、失敗を経験してそれでも前向きに挑む姿はさまざまな人に勇気を与えたのではないだろうか。

◆執筆・構成=ザテレビジョン編集部バラエティー班