4月11日スタートの木曜ドラマ「約束〜16年目の真実〜」(毎週木曜夜11:59-、日本テレビ系)で、中村アンと横山裕が初共演。連続殺人犯として逮捕された父の無実を証明するために刑事になり、故郷に帰ってきた桐生葵(中村)と、プロファイリングに精通するエリート刑事・香坂慧(横山)がバディを組むことで、それぞれの過去が明かされていく、考察×心理サスペンスとなっている。

■結末は私たちも知らされていないんです(中村)

中村:オリジナル作品で、結末は私たちも知らされていないんです。演じながらも、視聴者の皆さんと同じように考察するしかなくて

横山:結末を教えてもらえないのは、僕が口外すると疑われているのかと思ってた(笑)

中村:違いますよ(笑)。真犯人は、当事者にしか知らされないそう

横山:主人公の葵含めて、登場人物全員が怪しいんですよ。何が本当なのかだんだん分からなくなってくるし、伏線が張られまくっている。でもその点と点がつながっていく瞬間が見えると、爽快で。とにかく、先が気になる作品です

■2人の裏の顔とは何か

中村:私は…、母性が強い!

横山:え〜(爆笑)

中村:そんな笑う?

横山:そんなん、自分で言わへんやん。すごいこと言うたな(笑)

中村:いいお母さんになる自信があります。旦那さん含めて、家族を守る! やってあげたい気持ちが強いんですよ。横山さんは?

横山:最近、デジタルデトックスをしていてネットニュースも見ないので、世の中のことを知らない人になっていることかな。でも今日、取材でずっと一緒にいて、中村さんの裏の顔を知ることができました。母性出てましたよ

中村:わっ、早速いじられてる(笑)。まだ母性は見せていませんよ! 今度、おにぎり作ってきますね、酵素玄米で

横山:出てました、優しさが。そこが母性につながるでしょ

中村:本当ですか? ドラマのように、伏線回収できました?

横山:うん(笑)

■きれい事だけじゃないところも分かってほしい(横山)
 
中村:横山さん演じる香坂はエリートなので、のみ込まれないよう、気持ちを持っていかれないように。それに、葵のように普段強い人にも少し心を許せる瞬間があり、ただ強いだけじゃないところを見せられたらとも思っています

横山:感情がすごく動く作品なんですよ。 そうならざるを得なかった部分、きれい事だけじゃないところも分かってほしいですね

中村:うん。真実を知りたいというのが、2人の原動力なので

横山:本当に、誰も信じられない。犯人じゃないと思っていても、後々怪しくなっていく展開もあるやろうし。そういうのは面白いな。回を追うごとにどうなっていくんか、僕自身もすごく楽しみです

中村:そうですね。誰も信じられないから、バディである香坂も信じずにいきますね(笑)