伊藤沙莉がヒロインを務める連続テレビ小説「虎に翼」(毎週月〜土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月〜金曜の振り返り)。第3週となる「女は三界に家なし?」が4月15日(月)より放送される。

■「虎に翼」とは…

同作は、日本で初めての女性弁護士の一人となった三淵嘉子をモデルにしたオリジナルストーリー。昭和の初め、女性に法律を教える日本で唯一の学校へ入学し、法曹の世界に進んだ主人公・猪爪寅子(伊藤)。出会った仲間たちと切磋琢磨しながら、日本初の女性弁護士で後に裁判官となり、困難な時代に立ち向かい、道なき道を切り開く寅子の姿を描く。脚本は吉田恵里香氏が担当する。

■第3週「女は三界に家なし?」あらすじ

第3週では――

生徒数が減り、存続の危機に陥る明律大学女子部の宣伝のため、2年生の寅子(伊藤沙莉)らは3年生と合同で法廷劇を上演することになった。よね(土居志央梨)は、涼子(桜井ユキ)が書いた法廷劇の脚本を「甘い」と批判し、寅子と言い合いになる。

本番の日。女子部をからかう男子学生・小橋(名村辰)らの妨害があり、法廷劇は中止に追い込まれる。けがをしたよねを運んだ女子部一同は、よねが働きながら苦労して弁護士を目指していることを知る。かける言葉が見つからない寅子は、実際の事件を徹底的に調べようと提案する。

――という物語が描かれる。

公式HP掲載の予告動画は、「あんたらと違って本気なんだ」というよねの声と共に、並んで立つ寅子、よね、涼子、梅子(平岩紙)、香淑(ハ・ヨンス)と、怒りで金を投げつけるよねの姿が、それぞれ映し出され、スタートする。

その後、「どういう意味かしら?」という涼子の声と「けんかはだめですよ?」という香淑のせりふの後に、寅子がよねを睨みつけ、気持ちをぶつけるシーンが。さらに、「うあああ!!」と痛がる優三(仲野太賀)、「存在がもう本当にいや!」と話す梅子、「もうちょっと甘くても…」と言うはる(石田ゆり子)の姿も。

また、場面が切り替わると、驚いた寅子が「優三さああああん!」と叫びながら優三に駆け寄る法廷劇での一幕や、寅子が「あなたの本気が勝ってるからって誰かをけなしていいわけじゃないと思うの」と真剣に話すシーンが流れ、寅子が身の回りで起きることに全力でぶつかる様子が伝わる。

そして、最後に、「はあ?」と怒るよね、「もうやめんか!」と叫ぶ穂高(小林薫)、布団に倒れ込む寅子の姿がテンポよく映し出され、その後、「トラちゃんにはお嫁にきた人の気持ちなんて分からないわよ」という花江(森田望智)の声と一緒に、顔をゆがめる花江と驚き困り顔をする寅子の姿が流れ、動画は幕を閉じる。

日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ女性・猪爪寅子の人生にどんな展開が待ち受けているのか注目が集まっている。