篠原涼子“ミコ”とバカリズム“森野”が、“ドロドロの三角関係”事件に首を突っ込む「おふたりは仲が悪いの?」<イップス>
■絶不調バディが事件を解決していくミステリーコメディー
“イップス”とは、心の葛藤が筋肉や神経細胞、脳細胞にまで影響を及ぼし、「できていたことができなくなってしまう」心理的症状のこと。
本作は、小説を“書けなくなってしまった”おしゃべりなベストセラーミステリー作家・黒羽ミコ(篠原)と、事件を“解けなくなった”自己評価高めのエリート刑事・森野徹(バカリズム)という互いにイップスを抱えた2人が、事件を解決していくミステリーコメディー。絶不調なバディがお互いを補い合い、小気味よい会話劇を繰り広げながらコミカルタッチに犯人を追い詰めていく。
そして、今作でバディを組む篠原とバカリズムは、映画「ウェディング・ハイ」(2022年)で脚本家と主演としてクレジット共演していたが、演者同士としての共演は初。そんな2人が、イップスを抱えてもがきながら、時には助け合いながら謎を解き明かしていく。
■「イップス」第4話あらすじ
第4話は――
アレンジモンブランが人気のパティスリー『Ebahi』のオーナー・小泉春樹(宮尾俊太郎)が死体となって発見される。森野より先に現場に到着したミコは、いつもの警察メンバーと“森野が現場に来るかどうか”を賭ける中、森野が現場に到着する。
捜査に乗り出していた捜査一課刑事・樋口一之(矢本悠馬)によれば、春樹の死因は頭部を強打したことによる脳挫傷の可能性が高いという。死亡推定時刻は前夜の21時〜21時半の間。ちょうどそのころ、近隣で発生した火事が原因で停電が起きていたため、春樹は明かりを探していた際に、床に落ちていたクリームを踏んで滑ったものと推測された。
春樹が最後に一緒にいたのは、彼の恋人でもあるチーフ・パティシエの金町環奈(香椎由宇)。ドキュメンタリー番組で取り上げられるほどの人気パティシエである環奈は、春樹の尽力で、フランスの三ツ星レストランのシェフに自作のケーキを試食してもらう機会を得ていた。これが上手くいけば、フランスの三ツ星レストランでパティシエになる、という環奈の夢が叶うのだ。
だが年齢的にも人生の分岐点にたち、春樹との結婚を望むようになっていた環奈は、春樹が元恋人で後任パティシエになる江原尚子(遊井亮子)とヨリを戻すために自分を店から追い出そうとしていると疑っていた。
今回も事件に首を突っ込むことにしたミコと森野は、閉店後に春樹とふたりで新作メニューの開発をしていたという環奈から話を聞くことに。ミコは環奈と尚子の間に流れる気まずすぎる空気感から、春樹を含めた三者の「ドロドロの三角関係」と「痴情のもつれ」を動機とした環奈による殺人を疑う。
――という物語が描かれる。
■「ドロドロの三角関係楽しみw」予告動画に反響続々
公式ホームページなどで公開されている予告動画は、「賭けてもいいよ、森野は絶対来る」と自身満々のミコと、「(森野は)来ない方に」と樋口ら警察メンバーが、森野が現場に来るか来ないかの賭けをする場面からスタート。
また“ドロッドロの三角関係!?”というテロップと共に、「私をこの店から追い出して(尚子と)ヨリを戻したいんでしょ?」と環奈が春樹に問い詰めるシーンや、環奈が春樹にハグをするシーンも。
さらに春樹の元恋人尚子と環奈の間に気まずい空気が流れると、ミコはすかさず「おふたりは仲が悪いの?」と問いかける。そんなミコの言葉に森野は目を丸くして「ちょい!」とツッコミを入れ、第4話も2人が息ぴったりな様子が伺える。
第4話放送を前に、SNS上では「バカリズムさんの間が最高!」「この2人のかけ合いが常に面白い!」「ミステリーだけど笑いの要素がたくさんあって好き」「気楽に見れて楽しめる感じが最高」「ドロドロの三角関係楽しみw」などの声が上がり、話題となっている。