4月30日、6月25日(火)にEXILE、GENERATIONS from EXILE TRIBEを卒業し、LDHを退社することを発表した関口メンディーが、5月1日に都内でGENERATIONS from EXILE TRIBEメンバーと共に会見を行い、卒業を決めた経緯や今後の目標を明かした。

まず、小森隼が「最初にメンディーさんから『GENERATIONSを卒業したい』という思いを聞いたのは2022年でした。その時、僕たちGENERATIONSは10周年を目前とする時期で、『10周年のさまざまなイベント、そしてライブをやり切り走り抜けた後にGENERATIONSを卒業したい』という思いを聞きました。僕たちとしても初めて聞いた時は驚きましたし引き留めもしましたが、その後、メンディーさんと何度も話し合いをして、メンディーさんは2024年6月25日にLDHを卒業することになりました。それと同時に、GENERATIONS、その他の所属しているグループも卒業することになります」と卒業発表までの経緯を説明。

グループの今後について「6月をめどに個人活動期間としてさまざまな仕事にチャレンジしており、7月以降は6人で活動していくことになります」と発表した。

■関口メンディー「今こそ自分の足で立って、精一杯頑張っていくことが親孝行につながるんじゃないか」

一方、関口は「13年間、自分がLDHという場所で、本当に愛を持って育てていただいたと思っていて、このLDHという場所は自分にとって家族であり、実家のような場所になっていたと思っています。実家は愛があってとても温かいです。ですが、いつからか『この実家という場所に居続けていいんだろうか?』というふうに思うようになりました。僕は意志が弱いので、『ここにずっといると
、この環境にも甘えてしまうんじゃないか』というふうに強く思うようになりました。『今こそ自分の足で立って、精一杯頑張っていくことが親孝行につながるんじゃないか』と思ったのが一つの理由です」と告白。

さらに、「小学4年生の頃に母が手紙を読んでくれて、そこで『メンディーには、日本と世界の架け橋になってほしい』と言ってくれたんです。その言葉はなぜか自分の心の中にすっと入ってきたことを覚えています。あれから23年たって、『日本と世界の架け橋になれているか?』と自問自答したところ、合格点はあげられませんでした。当時10歳だったメンディー少年に日本と世界の架け橋になっている自分を見せてあげたいと、今強く思っています。僕は世界のエンターテインメントの中で活躍できる人間になりたいと思っていますし、『人生一度きり。挑戦してみたい』という思いが強いです」と打ち明けた。

■“エンターテインメント王”を目指して新たな船出

また、今後については「本当にまだ何も決まっていないんですよ。なので、今ここで言えることは『エンターテインメント王に俺はなる!』っていうことです」とコメントしてメンバーから総ツッコミを入れられつつ、「日本で活動しないというわけではなくて、日本のみならず世界で活躍できる人になりたいと。自分の活動の場所を広げるということです」とにっこり。

最後に、マスコミ陣から「『○○メンディー』という言葉を使って、今のお気持ちを伝えるなら?」という無茶ぶりを受け、「世界でエンタメンディー!」と叫んで爆笑をさらい、会見を締めくくった。

◆取材・文=原田健