ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社は、MARVELとBMSG所属のダンス&ボーカルグループ・MAZZELの商品化プロジェクトを進行中。5月3日に大阪で行われた「大阪コミコン 2024」に登場したMAZZELが、「MAZZEL:COMICS(マーゼル:コミックス)アート」を初めて披露した。

■MARVEL×MAZZELのレトロコミックススタイルなアート作品を初披露

4月4日に発表されたMARVELとMAZZELの第1弾アイコンデザインは、発表後SNSでも大きな話題に。第2弾となる今回の「MAZZEL:COMICSアート」は、MARVELのスーパーヒーローとMAZZELの多様な個性を持つメンバーが、“個性的であること”をパワーとし“最高の仲間と共に未知の冒険に挑む”という「夢」のプロジェクトを象徴した特別なアートとなっている。

MARVELを代表するヒーローたちが集結したチーム「アベンジャーズ」が誕生した1960年代のコミックスカバーをオマージュし、本プロジェクトのために特別に結成されたヒーローチームとMAZZELのメンバーそれぞれが好きなヒーローに対比する形で、当時のレトロコミックススタイルで特別に描き起こされた。

また、アートと共に公開されたプロモーション映像には、3月20日にリリースされたMAZZELのファーストアルバム『Parade』のメイン楽曲である「Parade」をバックにMARVELのロゴとMAZZELのロゴが現れた。

メンバーそれぞれが好きなMARVELのスーパーヒーローと、今回のプロジェクトのために特別に描き起こされたMAZZELメンバーのアートが交互に登場し、最終的にはMARVELヒーローを象徴する“アッセンブル”を表した集合アートとして登場する。

■MAZZEL・KAIRYUが“MARVEL熱”の火付け役に

5月3日の「大阪コミコン 2024」で開催された「マーベル・スペシャル・アワー・ステージ」は、マーベル・スタジオ映画最新作「デッドプール&ウルヴァリン」の予告編上映から始まり、MARVELファンとMAZZELファンは大盛り上がり。

MCの呼び込みでMAZZELのメンバー8人が登場すると、客席からは大きな拍手と黄色い歓声が巻き起こった。スパイダーマンを模したRAN、アイアンマンを模したRYUKI、キャプテン・アメリカを模したSEITO、ソーを模したTAKUTO、アントマンを模したKAIRYU、ブラックパンサーを模したNAOYA、ホークアイを模したEIKI、そしてドクター・ストレンジを模したHAYATOのマーベル・コミック風アートが上映されるや、場内からは「ほしい!」「かわいい!」との声が続出。

メンバー同士で話し合って、特にお気に入りのマーベル・ヒーローを決めたそうだが、そもそもメンバーを“マーベル沼”に引きずり込んだのはKAIRYUだったという。

そんなKAIRYUは、2023年時点でマーベルとのプロジェクトの話があったことを初告白。「発表は最近だったんですけれど、発表を早くしたい早くしたいって(メンバーで)興奮していましたね」と、熱量高く語り、いかにマーベル好きかをうかがわせると、今後展開される商品をMCが次々に紹介した。

なお、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)シリーズ過去作はディズニープラスで配信中。

■「MAZZELとのプロジェクトはスペシャルなこと」と語るC.B.セブルスキー

続いて、マーベル・コミックス編集長・C.B.セブルスキーが大歓声に迎えられて登場。今回発表されたMARVEL×MAZZELの商品に対して、「スペシャルコラボレーション。MAZZELとのプロジェクトはスペシャルなこと。MARVELはパートナーを選ぶときは慎重にしている。MARVELを心から愛している、心からのMARVELファンの人とプロジェクトをご一緒している」とMAZZELとのプロジェクトを心の底から喜んでいることを明かした。

その後も、MARVELを愛してやまないMAZZELのメンバーは、「今後ロキとソーが会うことは?」「ヤング・アベンジャーズの進展は?」などと質問。9人の会話はこれ以上ない程に盛り上がり、あっという間にトークの時間が過ぎていった。

ここから、ステージに早く上がりたくてうずうずしていた再現度抜群のマーベル・コスプレイヤーたちが次々に登場する。

さらに、ステージの最後にはマーベル・スタジオ製作のドラマ「ロキ」シリーズで知られるトム・ヒドルストンとソフィア・ディ・マルティーノが登壇。MAZZELメンバーは感動を隠せない様子を見せつつも、セブルスキー編集長やコスプレイヤーたちとにっこり笑顔で記念撮影をし、大盛況の中ステージは終了となった。