今田美桜主演のドラマ「花咲舞が黙ってない」(毎週土曜夜9:00-9:54、日本テレビ系/Huluにて配信)の5月11日に放送された第5話で、銀行が合併することになり、さらに半沢直樹が登場。それに伴い、渋谷で行われた号外型広告配布イベントに、芝崎次長役のずん・飯尾和樹が参加。飯尾からコメントが到着した。

■半沢直樹役・劇団ひとりが明かされ話題に

第5話では、舞(今田)たちが働く東京第一銀行が別の銀行と合併することが発表され、相手先の産業中央銀行の行員として、池井戸潤が生んだ名物キャラクター・半沢直樹が登場。合併後の主導権争いを有利に進めるために半沢直樹が暗躍し、それに翻弄される舞や昇仙峡玲子(菊地凛子)らの姿が描かれた。

原作の小説にも半沢直樹が登場するため、ドラマにも登場した形だ。半沢直樹役の劇団ひとりは放送まで明かされなかったが、登場シーンと共に「半沢直樹」「劇団ひとり」がX(旧Twitter)でトレンド入りするなど、SNSで大きな話題となった。

■飯尾和樹が号外配布イベントに参加

銀行の合併は、現実でも大きなニュースとなる。そこで今回、銀行の合併および半沢直樹の登場を大見出しとした号外型広告をスポーツ報知とサンケイスポーツの2紙で展開し、放送翌日の12日昼に東京・渋谷マークシティで配布した。

配布には、ドラマで舞と相馬の上司・芝崎太一次長役を演じる飯尾がゲリラで参加。芝崎は平和主義者で、あまり出世競争のゴタゴタには巻き込まれたくはないと思っている人の良いキャラクターで、“銀行が合併したらドラマの世界でも実際に号外を配ってそう”なイメージから今回の抜擢となった。

飯尾が現れると、現場にはたくさんの人だかりが。号外型広告を受け取った方から記念撮影をお願いされると快く応じたり、銀行で働く方から「いつも見ています!(花咲)舞の気持ちがすごくよくわかります」と声をかけられて「ありがとうございます! ぜひTVerでも見返してください!」と返すなど、和気あいあいとした配布イベントとなった。

■飯尾和樹コメント

日曜の昼間でちょうどこの日は母の日。それもあってか、「たくさん家族連れが来て、受け取ってくれました。交流できてうれしかったです」と飯尾はコメント。

半沢直樹役の劇団ひとりとは芸人つながりの飯尾。「メーク室でメークさんから聞きました(笑)。(配役を聞いて)“ひとり!? 背負ったんだ!”と思いましたね。さすが、ピン芸人は肝っ玉が据わってますね」とキャスティングの感想を述べた。

今後の見どころを聞くと、「舞・相馬(山本耕史) VS 半沢直樹の銀行同士の戦いが盛り上がってきます。また、菊地凛子さん演じる昇仙峡玲子が深い眠りから覚めていろいろ動き出します。彼女の背景もわかってきますので、楽しみにしてください!」と答えた。

■5月18日(土)放送・第6話あらすじ

舞と相馬はすし店の常連客から、5年前に亡くなった娘の銀行口座で娘の死後、何千万ものお金が動いていたと相談を受け、調査を行う。

娘が亡くなる直前まで働いていたのは新薬を開発する製薬会社だったが、5年前に開発の途中で破産し、社長は行方不明。そんな中、舞たちは別のベンチャー企業が、似たような薬を開発中との情報を掴む。突撃すると、代表者は明らかに何かを隠しているようで…。銀行合併騒動も波乱の展開を迎えていく中、前回半沢直樹に翻弄された舞と昇仙峡が急接近する。