過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが、自らのしくじった経験をさらけ出し、人生の教訓を伝授してくれる反面教師バラエティー「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(毎月第1〜3金曜夜9:00-9:30 第4金曜テレビ朝日地上波放送終了後/ABEMA SPECIALチャンネル)の、1年半前にトリオ内での格差問題について話しあったトンツカタンが再び登壇した、5月10日配信回では、お笑い研究部最新作「トンツカタンの新たな問題を考える!」を公開した。

森本晋太郎、お抹茶、櫻田佑からなるトンツカタンは、お抹茶が「R-1グランプリ2024」決勝に進出するなど個人の活躍も話題になるが、順調に見えたトリオの関係が、実は前回よりもバラバラになってしまっていると明かされ、それぞれが抱える新たな問題について議論を行った。

■「俺、ゾーンに入ってるよ」

番組ではまず、お抹茶の現状について掘り下げる。前回の番組出演後、研究部メンバーのアドバイスを採用し、“お抹茶センター化計画”を実行したトンツカタンは、その後、お抹茶が「R-1グランプリ2023」で爪あとを残し、ネタを書きまくり「俺、ゾーンに入ってるよ」と発言するほど調子が上がっていたとふり返る。

ところが2023年の10月頃、「M-1グランプリ」準々決勝で披露したネタ動画に批判的なコメントが書きこまれていたことで、絶好調だったお抹茶が再びネガティブモードに突入し、「本気でやってるよ」とSNSで反応してしまい、それがネットニュースに取りあげられるという事態になってしまったと語られた。お抹茶がアンチに対して反応してしまったことについて、生徒役で出演した、元テレビ東京アナウンサーでタレント・女優の森香澄は、「いちばんダメですね! それがいちばんダサいんだから!」と一刀両断し、「無視です! (相手のレベルに)降りちゃダメなんです」と持論を語る。

また、批判的なコメントに対して、「何も反応しない」「見なかったことにする」と話す、同じく生徒役で出演した元日向坂46のメンバーで女優の渡邉美穂は「批判的なコメントを目にすることがある?」という質問に、「ぜんぜんDMで来ます」「知らないおじさんが毎日のように説教してくる」と明かし、研究部メンバーは驚きながらも「お父さんの裏アカじゃない?」と爆笑した。

■SNSとの向きあい方について

また、お抹茶が抱える新たな問題「お笑いファンともめがち」では、これまで「出待ちのファンから『ポンコツぶりがおもしろかった』と言われて怒る」「酒ぐせが悪く、よっぱらってインスタライブをすることもある」という問題があったとふり返った。

そこで森は、お抹茶のSNSとの向きあい方について「SNSをやめるのはむずかしいと思う。かみつくのもがまんできないじゃないですか」と前置きし、「かみつく文言を考えてたらいいんじゃないですか?」との提案に、ハライチの澤部佑も「5段階くらいで怒りのランクを決めておいて、いちばん上は『宇治抹茶!』みたいな」とアンチへの反応もギャグにして返すのが良いのではとアドバイスした。

そこで、さっそくお抹茶が実践を試みるが、そのまさかの第一声に一同からは「何?」「ナメてんのか!」とツッコミが飛ぶ。さらに、ネガティブモードになってしまったお抹茶は、森本への嫉妬が再燃し、森本への不満の言い分に、オードリーの若林正恭は「お前がアンチみたいな思想」とツッコミを入れた。

そして、お抹茶のネガティブモードは、トリオで唯一「R-1グランプリ2024」決勝進出したことで変化する。森本が「お抹茶が見たことない変なスイッチが入ってしまった」と困惑気味に明かした、「R-1グランプリ2024」決勝前夜のお抹茶のとある行動に、一同は「うわ〜」「やばいじゃん」とドン引きとなる。森本が「こんなに注目されてチヤホヤされることがなかったので、今まで見たことないお抹茶になってしまった」と語ったお抹茶の変化とは、さらに、お抹茶は、奇行を指摘され、まさかのブチギレとなってしまった。