中村アンが主演を務める、木曜ドラマ「約束 〜16年目の真実〜」(毎週木曜夜11:59-、日本テレビ系)の第6話が5月16日に放送される。

■予測不能×完全オリジナルの心理サスペンス

16年前(2008年)――。望野町という郊外の平穏な町で、口の中にビー玉が詰められた2人の遺体が発見される連続殺人事件が発生。それにより当時高校生だった主人公・桐生葵(中村)の人生は大きく狂わされる。

被害者の一人は、葵が想いを寄せていた同級生の妹。彼女の遺体を発見した葵は、ショックで事件直前の記憶を失い、そして連続殺人犯として葵の父親が逮捕される──。家族も友人も、恋も希望も...全てを失った葵は、生まれ育ったこの町を去ることとなった。

現在(2024年)――。過去の真相を探り、父の無実を証明するため、刑事となった葵(34)は、長年の希望が叶い、故郷である望野町に戻ってくる。しかし葵が戻ってきた途端、平穏を取り戻していたはずのこの町で、事件が発生する。

真相を追っていく中で、葵は青春時代を共にした同級生たちの裏の顔を知り、容疑者として疑うようになる。一方、葵のバディとなった刑事・香坂慧(横山裕)は、当時事件現場にいて記憶を失っている葵を疑い監視する。“葵が追う連続殺人事件の真実”と、”香坂が抱える過去”...2つの事件が、”ある存在”により、1つに繋がったとき、連続殺人事件の真犯人、そして16年間隠されたこの町の真相が明らかになる。

■第6話あらすじ

16年前と同じ殺害場所で、ビー玉を口に詰められた女性の遺体を発見した葵(中村アン)は、連続殺人が再開されたと確信する。そして望野署に、”連続殺人事件・捜査本部”が立ち上がる。捜査第一係には、一条(岡部たかし)に代わって警視庁からやって来た矢吹(永岡佑)が赴任する。

新たな被害者は、半年前から望野町に住む18歳の和田瑠璃。瑠璃を殺害した犯人は16年前の連続殺人事件の犯人と同一人物の可能性が高いという見立てで、捜査は進められる。香坂(横山裕)は、この犯人による被害者が他にもいる可能性を示唆する。しかし香坂は、矢吹から「余計な考えを起こさないほうが身のためですよ」と告げられる。

葵は、香坂と矢吹の関係に違和感を持つ。瑠璃の通話履歴から、彼女が最後に電話をした相手が桃(織田梨沙)と判明し、葵と香坂は、桃の事情聴取を行う。桃は「瑠璃はお客さんの1人で、よく知らない」と答える。しかし葵は、桃の言動に違和感を持ち、問い詰める。そんな中、望野署に連続殺人事件に関する匿名の通報が入る。葵たちは通報のあった場所に向かう。

■主題歌を歌う野田愛実が、撮影現場訪問

主題歌「butterfly effect」を歌う、シンガーソングライター野田愛実が、約束のドラマ撮影現場を訪れ、主演の中村アンと話し、笑顔を見せた。今回、サスペンスドラマの主題歌は野田にとって初めての挑戦となったが、「脚本を読んで葵に寄り添った歌詞を書きました。毎週の放送が本当に楽しみです」と話し、自身のSNSでも毎週リアルタイムで実況するなど、ドラマを楽しんでいるようだ。