プレミア1年目で衝撃のパフォーマンス

日本のサッカーファンは川崎フロンターレ時代よりFW三笘薫のことを知っていただろうが、イングランドの人々にとっては彗星のような存在だったに違いない。ほとんど名前を聞いたこともなかった日本人アタッカーがプレミアの舞台で衝撃のドリブルを連発したのだ。

今季のプレミアが終了したことを受け、『ESPN』は『今季のプレミア・サプライズ選手6名』をピックアップ。最も驚かされた選手は誰かとファンに問いかけている。

その6人には、フラムFCのMFジョアン・パリーニャ、ニューカッスルGKニック・ポープ、アーセナルDFウィリアム・サリバ、マンチェスター・シティDFネイサン・アケ、マンチェスター・ユナイテッドFWマーカス・ラッシュフォード、そしてブライトンFW三笘が挙げられている。

アケ、ラッシュフォードのように以前からプレミアでプレイしてきた選手も入っているのだが、彼らも想像を超えるパフォーマンスを見せたシーズンだったと言えるか。特にラッシュフォードがここまで数字を伸ばしてきた衝撃は大きい。

ただ、新星という意味では三笘のインパクトが強いだろう。SNS上でも三笘を最大のサプライズ選手に推す声が多い。

「全員良いシーズンを過ごしたが、三笘でなければならない。昨季までは知らなかったから」

「パリーニャと三笘はどこからともなく現れた」

「三笘は隠れた名選手だった。彼は素晴らしい」

「三笘で間違いない。彼は宝石だった」

プレミア最初のシーズンとしては文句なしだろう。2年目は得点力アップが課題となり、加えて研究してくるであろう相手DFとの駆け引きも楽しみなポイントになる。