キャプテンも売却候補?

チェルシーは今夏にアカデミー出身であるDFリース・ジェイムズとMFコナー・ギャラガーの売却を視野に入れる可能性があるようだ。英『The Times』が報じた。

チェルシーはFFPの関係やプレミアリーグの収益性と持続可能性に関する規則(PSR)への違反を避けるために、1億ポンドをはるかに超える追加収益を生み出したいと考えているという。

そんななか、白羽の矢が立ったのがジェイムズとギャラガーという生え抜きの2人のようだ。ジェイムズは怪我が多いことが懸念材料の1つではあるが、今シーズンよりチームのキャプテンを担っており、チェルシーを代表する選手だ。

一方のギャラガーは昨夏や今冬にも移籍の噂が浮上しており、退団の噂が絶えない選手の1人だ。しかし、ここまでのプレイで示しているようにギャラガーの存在はチェルシーにとって欠かせないものであり、指揮官や多くのサポーターが退団を望んでいない。

チェルシーはここ数年、多額の資金を使った大型補強を繰り返しており、今夏にもFWヴィクター・オシムヘンをはじめとする様々なスター選手の移籍の噂が浮上している。一方で昨夏同様に財政的な状況を含め、人員整理もしなければならない。財政的事情により、2人の生え抜きの選手が売却される可能性のあるチェルシー。昨夏は生え抜きのメイソン・マウントらが退団する形になったが、今夏にはクラブはどのような決断を下すのだろうか。