再びのイングランド代表入りも見える

3月30日にフィオレンティーナと対戦したミランは、アウェイで2-1と勝利を収めた。

このゲームでミランの先制ゴールを奪ったのはMFルーベン・ロフタス・チークで、これで今季の全コンペティションを合わせた得点数は二桁10ゴールに達した。後半戦からは攻撃的MFとしてプレイする機会が増えており、それが得点数アップに繋がっているのだ。

伊『Calciomercato』もロフタス・チークのベストシーズンに並んだと取り上げている。数字だけで見るならば、ロフタス・チークのベストシーズンはチェルシーでプレイしていた2018-19シーズンだ。

このシーズンはプレミアリーグで6ゴール、ヨーロッパリーグでも4ゴールを挙げていて、今季と同じ二桁10ゴールを記録している。今季はまだ試合が残されているため、この数字を超えることも可能だ。

気になるのは今夏のEURO2024に臨むイングランド代表に入れるかどうかだ。ミランでは年明けから調子を上げていたが、代表監督のガレス・サウスゲイトは3月の代表マッチウィークにロフタス・チークを招集しなかった。

ロフタス・チークが最後にイングランド代表でプレイしたのは2018年11月のアメリカ戦となっていて、ちょうどチェルシーで数字を出していた時だ。当時とはイングランド代表の顔ぶれも変わっているが、ミランでのパフォーマンスを考えれば代表招集にふさわしいのではないか。