トッテナムに10年間在籍

元アイルランド代表で、トッテナムで活躍したジョー・キニア氏が死去した。77歳だった。

キニア氏はトッテナムに10年間在籍し、250試合以上出場した。同クラブ在籍時には、1966-67シーズンのFAカップ、1970-1971、1972-1973シーズンのリーグカップ、1971-1972シーズンのUEFAカップのタイトルを獲得している。

引退後は、ウィンブルドンFC、ルートン・タウン、ノッティンガム・フォレスト、ニューカッスルの監督を歴任し、インド代表、ネパール代表の監督も務めた。

同氏の死去を受け、トッテナムは以下の声明を発表した。

「元トッテナムの選手、ジョー・キニアの訃報を聞いて非常に残念に思っている。クラブ全員の思いは彼の家族や友人とともにある」

また、同クラブのアンジェ・ポステコグルー監督も声明を発表している。

「とても悲しいことだ。私たちの思いと愛は、彼の家族と友人たちに捧げる。私は、彼について、本物の紳士でありこのクラブでは決して忘れられない人物だときいていた」(英『sky sport』より)

キニア氏の妻ボニーさんは、同氏が2015年から認知症を患っていたことを明らかにしていた。