0-1で敗戦

アーセナルはCLラウンド8でバイエルンと激突。1stレグは両者譲らず、2-2で終了し、勝負は2ndレグに委ねられた。

バイエルンのホームで行われた2ndレグ。一進一退の攻防が続く中、アーセナルは63分にジョシュア・キミッヒにゴールを決められ、これが決勝点に。2戦合計スコアで2-3となり、アーセナルはベスト8姿を消すことになった。

結果的には敗戦してしまったアーセナルだが、この日左SBでスタメン出場を果たした日本代表DF冨安健洋は英メディアで一定評価を獲得している。英『Daily Mail』では冨安に対して、デクラン・ライス(7.5点)に次ぐ「7点」を獲得。「左サイドバックで変化をもたらした。相手は彼のサイドから侵入するのが難しいと感じた」とパフォーマンスを称賛している。

また英『Evening Standard』では、ジョルジーニョ、ウィリアム・サリバと並んでチームトップとなる「7点」を獲得。「アーセナルでは12月初め以来の先発出場を果たした。確かなパフォーマンスを披露し、レロイ・サネをほとんど沈黙させた」と、マッチアップしたサネへの対応について高評価をつけている。

そして英『Football.London』では「6点」という評価を受け、「サネに対しては、ほとんどの部分で本当に良い仕事をした。1stレグのバイエルンの危険人物を、かなり静かにさせた。しかし、期待したほどには前に出られなかった」と綴られており、守備面での貢献を評価されている。

惜しくもここで、敗退となってしまったアーセナルだが、冨安はバイエルンを相手に十分なパフォーマンスを見せたと言えるだろう。