近年はイタリア方面からの補強が当たっている

来夏に向けてストライカーの獲得を目論んでいるといわれるトッテナム。大エースであったハリー・ケインを放出した今季は昨季以上に攻撃的なサッカーを見せてはいるものの、3強との競争力を保つためにはソン・フンミン、リシャルリソンのほかにシーズン2桁得点を取れるようなストライカーが欲しいところだ。

そんななか、英『football.london』はイタリアのジェノア所属のアイスランド代表ストライカー、アルベルト・グズムンドソンの獲得を狙っていると報じている。おりしもグズムンドソンはEURO2024の予選プレイオフでイスラエル代表を相手にハットトリックを決めたばかりで、4-1と大勝利したこの試合とともに移籍が再びクローズアップされた形だ。

ジェノアでも今季12ゴール3アシストと、チームを牽引する働きを見せるグズムンドソン。最前線だけでなく、その後ろでプレイする柔軟性ももっているストライカーで、流動的なトッテナムのシステムにも適応できそうだ。冬に獲得したDFラドゥ・ドラグシンもジェノアからの引き抜きだったが、またもトッテナムはジェノアから重要選手を獲得する可能性がある。

FWデヤン・クルセフスキ、DFデスティニー・ウドジェ、GKグリエルモ・ヴィカーリオなど、近年はイタリア方面からの補強で当たりを引いているトッテナム。またしても新戦力をイタリアから連れて来ることになるのか、注目だ。