新しい生活で不規則になりがちな新社会人に食生活や食への関心を高めてもらおうと、食育の出前講座が16日、宇都宮市内で開かれました。

この講座は、生活の変化により食生活が不規則になりがちな新入社員や大学1年生に食事への関心を高めてもらおうと、栃木県の農業振興公社などが去年から開いているものです。

16日は、宇都宮市の自動車販売会社・栃木トヨタの本社で講座が開かれ、新入社員41人が参加しました。

参加者らは講師を務めた管理栄養士から、朝食を取る回数が少ないと脳や体にエネルギーが行き届かず集中力不足になることなど、朝食を食べることの大切さやバランスの良い食事について学びました。

ほかにも講座では、地域に根差す企業として栃木を代表する地元の農産物についても理解を深めてもらおうと、パエリアとデザートの調理体験が行われました。