宇都宮が誇る「スポーツ」と「LRT・ライトライン」が連携して地域のさらなる魅力アップを目指そうと9日、協定が結ばれました。

バスケットボール日本一をかけて10日からのチャンピオンシップに挑む宇都宮ブレックスの本拠地、ブレックスアリーナ宇都宮などの管理を行う宇都宮市スポーツ振興財団。

そして去年8月の開業以来、利用者が320万人を超えるなど全国的に注目されるLRTライトラインの運行会社宇都宮ライトレール。スポーツを活用したにぎわいのあるまちづくりを進めようと両者が協定を結びました。

宇都宮市は現在、スポーツ施設や大学などが集積しているライトラインの沿線地域を「東部スポーツウェルネスライン」と位置づけてスポーツとさまざまな分野を掛け合わせた産学官の連携強化を進めています。

協定にはスポーツを通した地域の魅力向上など3つの項目が盛り込まれていて、今後、秋に予定される宇都宮マラソンなどの参加者用のライトラインの増便や、沿線の観光資源を生かしたウォーキングイベント、スポーツグッズのコラボ企画の実施や情報発信などに取り組んでいく方針です。