那須の雪崩事故 残る1生徒の遺族と示談へ 栃木県 7200万円賠償
那須の雪崩事故を巡っては、生徒4人と教員1人の遺族が損害賠償を求めた民事訴訟で去年6月、県などにおよそ2億9千万円の支払いを命じた宇都宮地方裁判所の判決が確定しています。
県はこの訴訟に参加していなかった生徒3人の遺族と個別に話し合いを進め、これまで2人の遺族と示談が成立し、最後の1人とも示談が成立する見通しとなりました。
損害賠償の額はおよそ7200万円で、関連する補正予算案を6月の県議会に提出し、可決され次第、遺族と文書を取り交わします。