中部国際空港が中間決算を発表し、コロナ禍前の2019年以来、4期ぶりの黒字となりました。  中部国際空港の2023年4月から9月までの売上高は、前年同時期の1.6倍となる約180億円で、営業利益が2億8000万円となり、4期ぶりの黒字となりました。  アフターコロナで国内線の利用客が増加し、コロナ禍前に近い水準に回復したことが主な要因です。  国際線の利用客数は回復傾向にあるものの、2019年の36%ほどにとどまっています。  通期の見通しについては、下期に空港設備の管理費などの支払いが集中することから、3億円の赤字を見込んでいます。