「OZプロジェクト」という暗号資産への投資をめぐる詐欺事件で、資産の運用役だった男に実刑判決が言い渡されました。  OZプロジェクトで暗号資産の運用役だった橋谷田拓也被告(49)は、AIを使った仮想通貨へのウソの投資話をもちかけ、男女5人から現金計640万円余りをだまし取った罪などに問われていました。  橋谷田被告側はこれまでの裁判で無罪を主張し、検察側は「破綻を認識したうえで、違法な顧客の勧誘を行った」などとして、懲役5年・罰金500万円を求刑していました。  名古屋地裁は22日、「パンフレットなどの資料を使って多額の配当があるように信じ込ませる手口は巧妙かつ悪質。一切の運用をせずに破綻を招いた原因を作りながら、責任がないかのような態度は無責任」などとして、懲役3年・罰金500万円の判決を言い渡しました。 ※画像はSNSより