先月21日、名古屋市名東区の職員寮で同僚の部屋に侵入し、現金を盗もうとしたとして名古屋国税局の職員が逮捕されました。  警察などによりますと逮捕されたのは、名古屋国税局半田税務署に勤務する加藤有伺容疑者(33)で先月21日夜、名東区の職員寮で同僚の男性(33)の部屋に侵入し、現金を盗もうとした疑いが持たれています。  同僚の男性が、今年3月頃から財布の中の現金がたびたび無くなっているのを不審に思い、室内に防犯カメラを取り付けたところ、物色する姿が映っていたということです。  加藤容疑者は「借金で金がなかった」と容疑を認めているといます。  名古屋国税局によりますと、加藤容疑者は個人の確定申告などの調査を主に担当していたということで、「厳正に対処していきたい」とコメントしています。