関東地方の大雪の影響で、首都圏の鉄道は運休などが相次ぎましたが、東海道新幹線は6日朝まで最大10分ほど遅れが生じただけでした。その裏では、運休にならないよう、様々な雪対策が取られていました。  JR東海によりますと、除雪車で線路上の雪を取り除くほか、雪が降りやすい岐阜羽島駅から京都駅の間ではスプリンクラーを設置し、舞い上がった雪が車体に着かないように散水しています。

 さらに、「雪落とし部隊」と呼ばれる職員がいます。  新幹線の下についた雪の塊が走行中に落ちてしまうと、車両の機器や沿線の設備を壊してしまうため、この「雪落とし部隊」と呼ばれる職員が1両に1人の間隔で待機し、高圧洗浄機で雪を落としています。

 こうした対策を取ることで、雪の影響を最小限に抑えていました。